スイス パンの旅 vol.19 | 南フランスの田舎パン アヴェロンのブログ

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ヨーロッパの伝統パンにすっかり魂を抜かれてしまったパン屋の店主によるブログです

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8月1日(火)

クールの街には、とてもうれしいことがいっぱいありました。
まず、障害のある人やお年寄り、それから子どもたちにやさしい街づくりをしていることです。
駅構内には、重い荷物の負担を軽くするための仕掛けがいくつもありました。
私も20キロあるバックパックや手荷物から解放されましたよ。
それから道路には、目的地への行き方がわかりやすく表示されていました。
とにかく旅人にやさしいという印象でした。
さて、本屋を出ると雨が降り出してきて、もう夕方でした。
早くホテルを決めなくてはなりません。
とりあえず飛び込んだホテルが、かの有名な“ロマンティック・ホテル・シュテルン”でした。
このホテルについては犬養道子さん本の中で詳しく紹介されています。
300年以上の伝統がある、本当にすばらしいホテルでした。
なんとホテルの部屋にはアロワ・カリジェの版画が飾ってありました!
テーブルの上にあった地元のミネラルウォーターを飲みながら、ジワーっと幸せな気持ちになりましたね。

写真はホテルの部屋とスイス・パスに載っていた路線図です。