アヴェロンへの道のり vol.32 | 南フランスの田舎パン アヴェロンのブログ

南フランスの田舎パン アヴェロンのブログ

ヨーロッパの伝統パンにすっかり魂を抜かれてしまったパン屋の店主によるブログです

南フランスの田舎パン アヴェロンのブログ-PH_502.jpg

1ヶ月のゆったりした夏休みが終わり、北本に帰ってきました。
夕方になると、近くの林からいっせいに虫たちの声が聴こえてきます。
あ~夏が終わるんだなとしみじみ感じながら、ノヴァをちょっとのぞいてみました。
シャッターを開け、作業場に入ると、かすかに酵母の匂いがしました。
本格的にパンを焼く作業に入る前に、種づくりの作業があります。
休み明け最初のパンがうまく焼けるかなと多少不安な気持ちになりながら、作業を始めました。

今日の写真はアヴェロンで現在使っている小麦粉のひとつ、ムーンストーンです。
福岡県産のミナミノカオリという小麦を石臼で挽いたもので、
ペイザン、雑穀パン、オリジナル食パンなどに使っています。
以前は北海道、東北、北関東の小麦を主に使っていましたが、現在は九州の小麦を使うようにしています。
以前に比べ、味、香りがとても良くなっていますよ。