オリジナル食パンとヴァイス ブロート | 南フランスの田舎パン アヴェロンのブログ

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ヨーロッパの伝統パンにすっかり魂を抜かれてしまったパン屋の店主によるブログです

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アヴェロンでは現在、約10種類の食パンを焼いています。
今日はその中の2種類を紹介しますね。

日本では、パンと言ったら菓子パンと朝食用の四角い食パンを思いうかべる人が多いと思いますが、フランスでは丸とかなまこ型のパンが大半で、最近になって型に入れて焼いたパンも少し増えてきたようです。
ドイツでは逆に、型に入れて焼いたパンが多いですね。
そしてヘルシーな雑穀入りのパンが数多くあります。

さて2種類の食パンですが、まずオリジナル食パンは、福岡県産石臼挽き小麦粉に福岡県産石臼挽き全粒粉を加え、あとは塩と、開店以来ついできたじゃがいもから育てた酵母を加えて生地づくりを行っています。

ヴァイス ブロートは、ドイツ語で白いパンという意味です。
北海道産ハルユタカをベースにブレンドされた国産小麦粉、じゃがいもから育てた酵母、塩のみのシンプルな、もっちりした食パンです。

それから、パンのスライスについて少し書きますね。
アヴェロンでは普段、1斤を5、6枚にスライスしています。
日本人はもちもちした食感が大好きですから、これくらいの厚みがちょうどいいのかもしれません。
今日の写真のパンは1.3cmほどで、かなり薄くスライスしてあります。
トーストするとカリカリになりますが、私はこれにバターをぬって食べるのが好きですね。
たまにはこれの上にママレードをたっぷりとのせて、紅茶とともに食べます。
最高ですよ。