アヴェロンへの道のり vol.1パンづくりを志した時から20年以上が経ちました。すっかりパン生地のふとんの中に、埋もれてしまったような気がしますね。まだ“ちゃいはな”という喫茶店をやっていたとき、雑誌“家庭画報”に、“ノヴァ”のピエール・ブッシュ氏のフランス伝統パンづくりが何ページにもわたって紹介されており、その記事を読んで、もうすっかりパンに魂を抜かれていまいました。そしてとどめは、テレビで見たオーストリア、南チロル、マリア・ルカウ村でのパンづくりの光景でした。(つづく)