雑穀パン(13シリアル) | 南フランスの田舎パン アヴェロンのブログ

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ヨーロッパの伝統パンにすっかり魂を抜かれてしまったパン屋の店主によるブログです

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その昔、スイスの汽車の中で見かけた、ほほえましい光景をちょっと書きますね。
小さなかわいい女の子が、なにやら赤いものをおいしそうに食べていました。
何か甘いお菓子かな?と見てみると、それは人参でした。
ヨーロッパでは、大人も子供も人参をかじっているのをよく見かけましたよ。

さて、今日は13雑穀パンを紹介します。
発芽玄米、黒米、赤米、緑米、胚芽押麦、モチ麦、丸麦、ハト麦、高キビ、アマランサス、アワ、キビ、ヒエを自分で挽いて、福岡県産石臼挽き小麦粉の生地に加えています。
もちろん、砂糖、牛乳、バターは一切入れてません。
塩は少し入っていますよ。

ドイツやフランスでは健康志向がとっても強く、ムッシュウ・ドバティやレネさんのところでも、5種類の雑穀を入れたパンや、ひまわりの粉の入ったパン、小麦のふすまのたくさん入ったパンを焼いていましたよ。
ドイツはもっと徹底していて、雑穀パンが大変豊富です。

アヴェロンでは現在、13雑穀パンの他に、キヌア入りのベーグルや、4雑穀パンを焼いています。
今後、徐々に増やしていきたいですね。