ドイツのブレッツェル | 南フランスの田舎パン アヴェロンのブログ

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ヨーロッパの伝統パンにすっかり魂を抜かれてしまったパン屋の店主によるブログです

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前アメリカ大統領のジョージ・ブッシュが、喉につまらせたことで話題になったブレッツェルですが、私が初めて食べたのは、スイスのベルンでのことです。
ベルンは、日本の京都みたいな古都で、とってもきれいな街です。
昼頃、ブレッツェル屋さんに人だかりができていたので、のぞいてみました。
そこで売られていたのは、25cmくらいもあるブレッツェルで、東京のパン屋で見たのとは比べものにならないくらい、大きなものでした。
独特の色、光沢、味、食感で、一度で好きになってしまいました。
日本のラーメン屋とかうどん屋のような安いお店がないので、現地の人は、ピッツァやブレッツェルを買って、ベンチなどで食べることが多いようです。
写真の食べかけのブレッツェルは、ドイツ、ミュンヘンのブレッツェル屋さんで買ったものです。
ドイツではなんと、焼く直前にカセイソーダ(強アルカリ液)につけて焼きます。
これで独特の色、食感が出るようです。
日本では使用禁止なので、重曹液につけたり、醤油をぬったりして工夫してますが、やはり、本場のものにはほど遠いですね。