ヨーロッパで味わった珈琲 | 南フランスの田舎パン アヴェロンのブログ

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ヨーロッパの伝統パンにすっかり魂を抜かれてしまったパン屋の店主によるブログです

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今日は珈琲について、ちょっと書きますね。
日本では、やれフレンチローストだ、イタリアンだ、ジャーマンだと、細かくうるさいですが、ヨーロッパでは国によって違いはあるけれど、日本ほどこだわっていないように感じました。
フランスは、カフェで飲む珈琲は、まあまあおいしいですが、私がいた南フランスの家庭では、卓上型のエスプレッソ用の道具を使って淹れ、チューブ入りのコンデンスミルクで甘くして飲むことが多かったです。
マシンではないので、カップの底に、ろ過されなかった珈琲の粉が残っていることもありました。
丼を少し小さくしたようなカフェ・オ・レ ボールで飲むのが一般的なようです。
味は、繊細な日本人の味覚には合わないでしょうね。
ドイツは、世界で一番グレードが高い珈琲豆を輸入していると聞いて憧れていたのですが、かなりがっかりしました。
一番おいしいと思ったのは、スイスとオーストリアの珈琲でした。
朝、焼きたてのゼンメル(オーストリアで朝食に食べるプチパン)と一緒にいただく珈琲は、最高でした。