舞台「忍び、恋うつつ」が先日千穐楽を迎えたのでそれについて書きます。
先ず、由利鎌清役を演じさせて頂きました武子直輝です。
今回はエリート忍者という事で、忍者らしさとは何かを考えました。
そもそも忍者は忍ぶ者で忍者ですよね?
この作品の忍者は恐らく忍ぶ気は無いです笑
ただし、忍恋の世界観なので僕なりに忍んで見たつもりではあります。
足音や素早さ、それら全てに繋がる身のこなしを研究しました。
舞台セットが特殊なのもあり、なかなか足音を消すのが大変でした。
何度も練習して、ジャンプした後の姿勢や音に気を遣いながら自分の中で鎌清らしさを加えていきました。
殺陣に関してはかなりきつかったです。
刀やクナイならまだ扱えるとは思うのですが鎖鎌って…
最初に持った時に2秒ほどで諦めようと思うくらいには不自由でした。
ここまで不自由だと一体何がこの鎖鎌でできるのだろうと。
おまけにありがたいことにロケなどで練習が中々出来なくて本気で恐怖に陥りました。
とりあえず集中して鎖鎌を練習しました。その結果僕なりに良いものを見せれたのではないかと思います。
そして由利鎌清という男。
一見とてもクールで知的な印象ですが、メロメロ状態は相当やばいですよね。
メロメロの時本当に楽しかったなあ稽古場の時から大爆笑でした笑
戦闘の時は余裕感も欲しかったので残党との戦いはかなりリラックスしてました。もちろん集中した上ですが。
穴山大介とは幼馴染なのでシュートくんと2人でかなり議論しました。
全体を通して明るい座組でした。
笑いを届ける上で必要な事だなって改めて気付く部分もあったし、集中するときのメリハリも自分の中で切り替えられて初心を気付かされる部分もありました。
慢心せずこれからも頑張ります。
最後に由利鎌清というキャラクターを演じられて良かった!
こんなイケメン役をもらえて幸せです😊
武子直輝