韓国みやげ | 森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

「世界の国の人と自然」を愛するヨメが
「岩と雪と氷」を愛したダンナと
日々のつれづれを発信します。

山の会のお手伝いをしていた20代の頃から可愛がってくれてる、
昭和岳人さんが韓国から帰ってきて、お土産を届けてくれた♡

今年はバンダナと共に、椅子!!!
軽くて山にピッタリ!!冬は特にイイね~~。
皆、冷たい地面に座って、私だけ「下々のもの~~」って殿様気分???
バンダナはもう何枚???
バンダナ屋ができるほどの枚数、もらってるww

いつも誰かが自分のことを気にかけてくれているというのはとても嬉しいな!
生活において何かをしてくれるわけではないけれど、その人の存在が気になる、
気にかけておいてあげたい、あるいは、逆に、その人がいてくれるだけで

安心感がある、という相互扶助の関係があるのは心強い。


先日、Podcastを聞いていたら、コミュニティーナースという概念を作った
人の話があった。一言で説明するのは難しいけれど、公的事業ではない
福祉サービスというイメージかな…。昔の世話焼きご近所さんの存在の
再現というか…。


コミュニティーナース 矢田明子さん

 

 

福祉的なサービスを、提供する人とされる人の線引きがないというところが
興味深い。若い子育てママから、両親が仕事で不在がちな子供から、
家でテレビ番しかしてないお年寄りから、何から何までが、福祉を提供する
側になることもあれば、される側になることもあるという概念に、
実はあんまり気付いてないことが多い。

気付いていたとしても、大概は、福祉の世話になる人、世話をする人という
囲い込みをして、それを事業化しているパターンが多い。

 

でも例えば、孤独なじいちゃんが親がいつも仕事で不在の寂しい小学生に
竹トンボを作ってあげる。子供はむちゃくちゃ喜ぶ。一見、じいちゃんが
子供の面倒をみているように思えるけれど、実はそれだけではない。

その子供の存在はじいちゃんを元気にし、じいちゃんは人のためになってる
という生きがいを感じることが出来る。そうなると今度はじいちゃんが不調の
ときに、その子の親が何かしらの手を貸すこともあるだろうし、じいちゃんは
その好意を素直に受け取ることが出来るだろう。とにかく一方的な関係では
ない、相互扶助というところが肝だと思う。

そういう関係があると互いに便利かな?という人を見つけ出し、人と人と

繋げる特殊なスキルをもつのがコミュニティーナースで、その場づくりも含め、
事業化しているのが矢田さん。国の福祉より全然手が行き届いていて、
しかもローコスト!

こういう相互扶助が昔の社会にはあった。お節介ババアにちゃぶ台ひっくり
返して正論を通すジジイ! こういう人の存在がなくなり、個がどんどん
確立してしまった世の中を、もういっかい、見直そうって試み。

昭和岳人さんだけでなく、いろんな人が私の人生に関わってくれていて、
私もいろんな人に関わっている。お正月からこっち、何人もの生存確認
電話してる~~ww 元上司も同じことを思っているようで、去年も
人の世話ばっかりしてるな~~って話をした…。
そうだ、こういうこと、実は大事なんだって改めて思う・・・。



岳人さんは毎年お正月にはソラク山に登りに行ってて、その度にバンダナを
届けてくれる。
子供さんとの電車旅の時は一番遠い駅で押したスタンプのあるハガキ。
ダンナが亡くなった時にも、すぐに家まで来てくださった・・・。
何かにつけて、ハイキングや飲み会に誘ってくれて・・・。

 

ダンナが亡くなって、まだ一ヶ月ほどしか経ってなかったけど、三峰行けへんか?
って誘ってもらって…。ありがたかったな~~。

この時は、網とめざしをもってきてて、休憩の時に焼いてくれた。
辺り一面いいニオイで、思わず、「どうですか~~?一匹500円です~~」と
大きな声で叫んだら、知らない登山者から一匹買うと言われて、一同大爆笑!!

 

あの頃は、家にいると気が狂いそうだったので、外に誘ってもらうだけで
本当にありがたかった。
 

あはは!
軽アイゼンなるものを持ってなかったので、12本爪で行った笑!

 

この時は、アメリカに住む岳人さんの古いお友達が、お嬢さんを連れて帰国して
いるということで、金剛山へ。
私はこの日の早朝、九州から船で大阪に着いたばかりだったけど、その足で参戦!
スーパーでスイカを買って、持って上がったっけ~~

 

ウナとミチも楽しんでいるみたいだった

 

帰国するからって、また岳人さんが連絡をくれて、お別れ会に参戦。

事ある毎に声をかけてくれる。

 

この時は、岳人さんの仕事場に私たちが乱入!
仕事の手を止めて記念撮影に出てきてくれた!


岳人さんは、某スポーツ用品メーカーの下請けで、いろいろとミシンを使って
道具を作る仕事をしていて、山で使えるグッズを時々作ってくれたりもする。

天理の鏡開きのときに敷くマットも納入したって仰ってたな!
こういうところで思わぬ伏線回収ってのも面白いな!