能登半島の地震 | 森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

「世界の国の人と自然」を愛するヨメが
「岩と雪と氷」を愛したダンナと
日々のつれづれを発信します。

石川県能登地方を震源とする地震により、被害を受けられた皆さまに、
心よりお見舞いとお悔やみを申し上げます。


輪島へは、コロナ時を除いてここ10年以上、春の妖精たちに会いに、
公私双方で毎年通っています。
だから本当に心が痛い…。

火災の映像を見ながら朝市は大丈夫か?定宿ではないか?と
グーグルマップと合わせてみるも、
翌日の映像ではもはや知ってる景色とは全く違う様相となっていて…。


宿の皆さんはきっと避難なさったと思うけれど、きっと着の身着のままで
飛び出しておられることだろう..…。
宿のご自慢は、輪島塗の食器で出される美味しいご飯。

1つ5万円もするの、もう何十年も修理して使ってるの、って我が子のように
大事になさっている食器たちを残して避難された女将さんの気持ちを考えると
いたたまれない…。


どうか、必要なところに必要なものが迅速に届きますように!!

 

のどぐろの塩焼きをはじめ、カニやお刺身、いしるのおつゆ、手作りの奈良漬けや
ふきのとう味噌など、美味しいお料理、今年も食べさせて!!
 

輪島の朝市のお母さん。
何年か通ってるうちに、寄るお店が決まってきて、お母さんたちは覚えておられない
だろうけど、こっちは勝手にそのお店に足が向いている。

かいらしい(=可愛らしい)お母さんたちなのに、意外にも強気の商売口調で、
なかなかやりての人が多くて、堺商人としては、買い物のやり取りがとても楽しい!

 

この景色が…。

 

輪島から車で小一時間の場所に、国内有数の雪割草の群生地がある。
タイミングが早かったり遅かったり、花の多い年だったり逆だったり…、
行く度に違う表情で楽しませてくれる大好きな場所。

 

ピンクも白も紫も…。
早い時期には、雪解け間近な、少し湿った茶色い地面に鮮やかに咲き誇り、
遅い時期に行くと、茎がのびて特徴的な葉っぱが見え隠れするグリーンの
カーペットの上に艶やかな花がふわふわと浮遊している感じ。
どこで見るより素晴らしい…。

 

しべの色も色々変化があって全て写真に撮りたいほど!
他にもアズマイチゲ、オウレン、エンゴサク、イカリソウ、行者ニンニク…、
この時期に会えると嬉しい花たちのオンパレード。

海沿いの場所なので影響があったかもしれない…。