西国三十三所観音霊場の最初は、8年前の那智山でした。
山の帰りにお参りして御朱印を頂くうち、
そうだ! 一日 一山 一寺 一スイーツ をやろう!
と思い付き、「山歩巡礼(さんぽじゅんれい)」と命名し、
お寺のすぐ近くにある山や、お寺に由縁のある山、こじつけも含め、
山をピックアップして、私の「山歩巡礼」がスタートしました。
そして本日、2023年1月2日、晴れの良き日に満願がかないました。
西国三十三所に意識を集中していたわけではなく、海外の山歩きも
するし、夏はやっぱりアルプスにも行きたいし…。
かといって、隙間時間に行ってたわけでもなく、私の中では
自然な流れで日程が決まり、無理なく楽しく、たくさんのお仲間と
お参りすることができたな~と、今、晴れ晴れと思い出しています。
お正月なので、電車もバスもいっぱいだろうと、覚悟していたものの、
肩透かしに空いていて、ゆっくり座って、いや、寝ることが出来ました。
ですが、さすがに谷汲山につく頃には、車も多くなってきて、バスは
お寺まで行ってくれず、途中の病院の駐車場で降ろされてしまいました。
歩くこと数分で、参道へ!
本堂は工事しているようです。
山門で一気に人が増え、入山制限か、皆さん、一列に並んでおられました。
20分ほどでこの階段にたどり着き、その風景に、昔、添乗のお仕事でここに
きたことがやっと頭の中で繋がりました笑!
混みあう中、お参りを済ませ、無事に御朱印を頂戴し、先達さんの申請書も
もらえました。
お天気が良かったので、奥の院に行くことに…。バスの中からは低山でも
雪がついてたので無理かもな…と思いましたが、行けるところまでと思って
スタート!!
てか、お正月、境内はあちこちバリケードが張られていて、奥の院への
道がどこなのか、なかなかわからず、プチ遭難状態でしたww
まずは満願堂からお参りします。
(山歩きの様子は、明日のブログで記します)
猪の目模様がかわいらしいです。
五行論が分かってからというもの、お寺の猪の目と目が合って仕方
ないです笑!
ここは、タヌキがたくさん飾られています。
満願した人は、「他」を「抜いて」いるという意味なのだそうです。
祈りの世界の話だから、人を抜いてという感覚にはあまりなれませんが、
合わせた手の回数は、人より多いかもしれません…。
ここにどうやったらいけるのかが分からなかったという…💦
あんなに山を歩いてきたのに、なんと人里で遭難笑!
お参り後は、一人、うなぎでお祝いしました。
炭火で焼いた香ばしさがたまらなく美味しかったです。
急に思い立ち、家を出たので、食べるものを持っていなくて、お腹が
ペコペコだったので、このうなぎは染み入りました♡
青春18切符で大垣まで行って、
行きは養老鉄道、帰りは樽見鉄道に乗って、プチ旅行気分も味わえ
ました。特に、一両編成ワンマンカーの樽見鉄道は、駅も列車の
このホーム、好きすぎます。
お土産に、有名なういろうがあると聞いていました。行きは長蛇の列、
帰りに寄ってみると、まだ2時ごろでしたが完売御礼で既にお店は
閉まっていました😢
で、他の参拝の皆さんが持っておられた「はちみつ黒糖ふ」なるものを
買うことに!!家族で来られていた参拝の方に訪ねたら、ここの名物か
どうかは分からないが、昔、麩を甘くしておやつにしたものをオフクロが
作って食べさせてくれた、と教えてくださいました。
まだまだモノの少ない時代、お母さんがわが子を思って作ったおやつ
なんだな~~。そう思うと買わずにはいられませんでした。
いや…、
買ったのはよかったんだけど、堺までの長い長い帰途…、
すご~~く邪魔でした(;^_^A