アルプスの山旅 その3 ツェルマットの街角 | 森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

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「世界の国の人と自然」を愛するヨメが
「岩と雪と氷」を愛したダンナと
日々のつれづれを発信します。

私が生まれる100年ほど前、マッターホルンの初登頂を狙って、イギリスからこの地を

訪れたエドワードウィンパー。ヘルンリ稜での事故の話はあまりにも有名だ・・・。

あの日、ウィンパーはこのホテルを出発し、7人でヘルンリ稜に臨んだ。

ウィンパーのレリーフ

冷たい雨・・・。町は濃い霧に包まれ、マッターホルンは姿が見えず…。ライブカメラの

映像によると、明日歩く予定の2500m~3000m付近は雪で真っ白。ハイキングは高度の

低い場所に変更するとしても、なんとか山の姿は見せて欲しい!!

夕方、教会の軒下でアルペンホルンの演奏が始まった。


結構な年配のグループ。和音もときどきズレたり、吹き出しが遅れたり・・・。それがまた

味わい深い。お腹の底からわき出すようなずっしり低い音なのだけれど、周りを取り囲む

峰々に響き渡るような広がりがある。かつては点住する人々のコミュニケーションツール

だった。

小雨になって、ホルンが移動。一層のハーモニーを奏でる。


やがて、教会の鐘と相まってオーケストラのように・・・。

アルプスの峰々に眠る今は亡き人たちに、今日一日の平穏を届けるかのように・・・。

キッシュやパンを売ってるお店でランチ。このお店、お気に入り。

ホテルのレセプションで。

山に咲いている花をそのまま持って帰ってこれるの、羨ましい!!

ここのホテルの食事はいつもながら本当に美味しい!!
スタートはサラダビュッフェから。生野菜が少ないスイスにあって、野菜が好きなだけ

食べれるのはとても嬉しい!


エーデルワイスのお皿。重いわ、熱いわ、スタッフの皆さん、お疲れさま(;^_^A
スイスでは、東欧あたりからの出稼ぎの人が多いように思ったけど、どうでしょう・・・。

物価は高いけれど、お給料はかなり良いみたい!