私が生まれる100年ほど前、マッターホルンの初登頂を狙って、イギリスからこの地を
訪れたエドワードウィンパー。ヘルンリ稜での事故の話はあまりにも有名だ・・・。
あの日、ウィンパーはこのホテルを出発し、7人でヘルンリ稜に臨んだ。
冷たい雨・・・。町は濃い霧に包まれ、マッターホルンは姿が見えず…。ライブカメラの
映像によると、明日歩く予定の2500m~3000m付近は雪で真っ白。ハイキングは高度の
低い場所に変更するとしても、なんとか山の姿は見せて欲しい!!
夕方、教会の軒下でアルペンホルンの演奏が始まった。
結構な年配のグループ。和音もときどきズレたり、吹き出しが遅れたり・・・。それがまた
味わい深い。お腹の底からわき出すようなずっしり低い音なのだけれど、周りを取り囲む
峰々に響き渡るような広がりがある。かつては点住する人々のコミュニケーションツール
小雨になって、ホルンが移動。一層のハーモニーを奏でる。
やがて、教会の鐘と相まってオーケストラのように・・・。
アルプスの峰々に眠る今は亡き人たちに、今日一日の平穏を届けるかのように・・・。
キッシュやパンを売ってるお店でランチ。このお店、お気に入り。
ホテルのレセプションで。
山に咲いている花をそのまま持って帰ってこれるの、羨ましい!!
ここのホテルの食事はいつもながら本当に美味しい!!
スタートはサラダビュッフェから。生野菜が少ないスイスにあって、野菜が好きなだけ
食べれるのはとても嬉しい!
エーデルワイスのお皿。重いわ、熱いわ、スタッフの皆さん、お疲れさま(;^_^A
スイスでは、東欧あたりからの出稼ぎの人が多いように思ったけど、どうでしょう・・・。
物価は高いけれど、お給料はかなり良いみたい!