ヘッドライトで下山後は、チェックイン班と買い物班に分かれます。さすがチームせごどん、
手際く動いて下さるので助かります!
私はチェックイン班の班長(笑)で、お鍋やカセットコンロなどのレンタル品などを管理棟で
依頼していたんですが、突然、賑やかしいお母はんがやってきて、大声で電話してはりま
す。ちらりと耳に入った感じでは、女の子たちが今からロッジで自炊するから野菜を持って
きてやって、と誰かに指示なさってる感じ・・・。
今日は私たちしか泊りはいないと管理人さんに聞いたのに、誰がどこで自炊するんかな?
と思っていたら、なんとそれ、私たちのことだったのです・・・。お母はんはここの集会所に
踊りの稽古をつけに来られてて、私たちのことを管理人さんから聞き、野菜を持ってきて
あげるようにとお家の方に伝えてくれていたんでした。
開聞に来る人達が好きで、大切にしたいんだと、来る人来る人の世話焼きをされている
らしいです。話すらしてない人からモノをもらうこと、多少躊躇しましたが、いつものことだし
もらっておけばいい、との管理さんの言葉に甘えることにしました。というか、もう野菜は
こちらを向けて移動中(笑)!
慌てて買出し班に電話して、野菜は不要と伝えました。ほどなく、女性が車で野菜を運
んできてくれたんですが、その量たるや!!! キャベツ1個、カブ5個、空豆大量!!
優しいというより、肝っ玉母さん的な、任せとき!まとめて面倒みちゃる~~!みたいな、
情に厚く、懐の深い九州の女性に圧倒され、気が付いたら野菜が入ったレジ袋をしっかり
手に持っていました(笑)!お名前も聞かずじまいでしたが、お母はん、その節はお世話に
初日に登山を繰り上げたために、下山が遅い時間になって買い物に行けない可能性も
予め予想されたので、鹿児島空港で、棒ラーメンとさつま揚げを買ってました。
そこに戴いた野菜がはいって、とても豪勢な夕食になりました。
予約しておいたログハウスは清潔で広くて、お風呂やキッチンもついてて、それで1人
翌朝の開聞岳。雲が付いて離れてを繰り返していて風もあり寒かったです。つくづく、
昨日登っておいてよかったと思いました。
公園を出てすぐのところに、天の岩屋と呼ばれるところがあります。その昔、ここの水を
飲んで懐妊し、お姫さんを産んだという伝説が残っています。その女の子は天智天皇の
妃として寵愛を受けたたのだとか。
拝んでいるお2人さん、赤ちゃんできちゃうよ~~💦💦
JRの線路を超えて、更に5分ほど歩くと、薩摩一之宮でもある枚聞(ひらきき)神社が
あります。周辺一帯には浦島太郎の伝説が残っていて、開聞岳は竜宮界とされ、この
神社にもその伝説が残っているのだと、お掃除中の宮司さんに教えていただきました。
さきほどの天の岩屋で生まれた、のちの天智天皇のお妃さまは、女后たちに妬まれ
都を離れ帰郷しますが、その際、大甕を二つ持ち帰られます。そのうちの一つがここの
宝物館に残されているのだそう。
ちなみに、天智天皇は、姫恋しさに巡幸され、余生をこの地で暮らし、崩御されたそう。
にわかに昨日のお母はんが思い出されました。もちろん雰囲気は全然違うだろうけれど、
人を思う薩摩の女性の懐の深さや情念が、天皇の心を惹きつけたのだろうと・・・。
珍しい社殿だなと思ったら、やはりこの地特有の建物だそう。
朝のお参りは清々しく、色々と説明してくださる親切な宮司さんとの出会いもあってか、
この神社の印象がとてもよかったです。無事に登山を終えたホッとした気持ちもあるの
かもしれません。心地よいひと時でした。
行きの道で、面白い看板を見つけた!という言葉で、それを見るべく、神社のバス停で
それがこの看板!!コインランドリーの壁面です。
馬や牛でお越しのお客様は、あばれないように指定の場所にロープを縛ってからお入り
下さい。なお、お帰りの際は、フンの片付けをよろしくお願いします。
え!!!
そういう人がいる???
それともギャグ???
ロープをつなぐ場所もある~~~💦💦
写真を整理していて気づきましたが、左のハチのステッカーのすぐに下に何か貼られて
むむ、これは・・・!
ブン、ブン、ブン 高木ブー
まだある!
駐車場内での馬や牛のケンカ等やハチに攻撃された場合は、一切の責任は、負い
ません。 *モロモッチー(せんたくばち)には、要注意!
これがギャグならば、ある意味、ハイセンス!!一線違う笑いの要素があります(笑)!
さて、小雨の中、バスを待って、この後、念願の砂むし風呂💛💛