鹿児島・開聞岳 アフター1 | 森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

「世界の国の人と自然」を愛するヨメが
「岩と雪と氷」を愛したダンナと
日々のつれづれを発信します。

ヘッドライトで下山後は、チェックイン班と買い物班に分かれます。さすがチームせごどん、

手際く動いて下さるので助かります!


私はチェックイン班の班長(笑)で、お鍋やカセットコンロなどのレンタル品などを管理棟で

依頼していたんですが、突然、賑やかしいお母はんがやってきて、大声で電話してはりま

す。ちらりと耳に入った感じでは、女の子たちが今からロッジで自炊するから野菜を持って

きてやって、と誰かに指示なさってる感じ・・・。


今日は私たちしか泊りはいないと管理人さんに聞いたのに、誰がどこで自炊するんかな?

と思っていたら、なんとそれ、私たちのことだったのです・・・。お母はんはここの集会所に

踊りの稽古をつけに来られてて、私たちのことを管理人さんから聞き、野菜を持ってきて

あげるようにとお家の方に伝えてくれていたんでした。

開聞に来る人達が好きで、大切にしたいんだと、来る人来る人の世話焼きをされている

らしいです。話すらしてない人からモノをもらうこと、多少躊躇しましたが、いつものことだし

もらっておけばいい、との管理さんの言葉に甘えることにしました。というか、もう野菜は

こちらを向けて移動中(笑)! 


慌てて買出し班に電話して、野菜は不要と伝えました。ほどなく、女性が車で野菜を運

んできてくれたんですが、その量たるや!!! キャベツ1個、カブ5個、空豆大量!!


優しいというより、肝っ玉母さん的な、任せとき!まとめて面倒みちゃる~~!みたいな、
情に厚く、懐の深い九州の女性に圧倒され、気が付いたら野菜が入ったレジ袋をしっかり

手に持っていました(笑)!お名前も聞かずじまいでしたが、お母はん、その節はお世話に

なりました💛💛💛

初日に登山を繰り上げたために、下山が遅い時間になって買い物に行けない可能性も

予め予想されたので、鹿児島空港で、棒ラーメンとさつま揚げを買ってました。

そこに戴いた野菜がはいって、とても豪勢な夕食になりました。


予約しておいたログハウスは清潔で広くて、お風呂やキッチンもついてて、それで1人

1000円ほど。リピ決定です!

ほのぼの~~♬ 空豆の皮むき中。

翌朝の開聞岳。雲が付いて離れてを繰り返していて風もあり寒かったです。つくづく、

昨日登っておいてよかったと思いました。




初日のタクシー乗車中に見た開聞岳。すごい迫力でした。

公園を出てすぐのところに、天の岩屋と呼ばれるところがあります。その昔、ここの水を

飲んで懐妊し、お姫さんを産んだという伝説が残っています。その女の子は天智天皇の

妃として寵愛を受けたたのだとか。

拝んでいるお2人さん、赤ちゃんできちゃうよ~~💦💦

JRの線路を超えて、更に5分ほど歩くと、薩摩一之宮でもある枚聞(ひらきき)神社が

あります。周辺一帯には浦島太郎の伝説が残っていて、開聞岳は竜宮界とされ、この

神社にもその伝説が残っているのだと、お掃除中の宮司さんに教えていただきました。


さきほどの天の岩屋で生まれた、のちの天智天皇のお妃さまは、女后たちに妬まれ

都を離れ帰郷しますが、その際、大甕を二つ持ち帰られます。そのうちの一つがここの

宝物館に残されているのだそう。


ちなみに、天智天皇は、姫恋しさに巡幸され、余生をこの地で暮らし、崩御されたそう。


にわかに昨日のお母はんが思い出されました。もちろん雰囲気は全然違うだろうけれど、

人を思う薩摩の女性の懐の深さや情念が、天皇の心を惹きつけたのだろうと・・・。

珍しい社殿だなと思ったら、やはりこの地特有の建物だそう。


朝のお参りは清々しく、色々と説明してくださる親切な宮司さんとの出会いもあってか、

この神社の印象がとてもよかったです。無事に登山を終えたホッとした気持ちもあるの

かもしれません。心地よいひと時でした。


行きの道で、面白い看板を見つけた!という言葉で、それを見るべく、神社のバス停で

なく、元のバス停まで戻ることに!

それがこの看板!!コインランドリーの壁面です。


馬や牛でお越しのお客様は、あばれないように指定の場所にロープを縛ってからお入り

下さい。なお、お帰りの際は、フンの片付けをよろしくお願いします。


え!!!

そういう人がいる???

それともギャグ???

ロープをつなぐ場所もある~~~💦💦


写真を整理していて気づきましたが、左のハチのステッカーのすぐに下に何か貼られて

いた形跡が・・・。

むむ、これは・・・!


ブン、ブン、ブン 高木ブー


だったのでは???

まだある!


駐車場内での馬や牛のケンカ等やハチに攻撃された場合は、一切の責任は、負い

ません。 *モロモッチー(せんたくばち)には、要注意!

これがギャグならば、ある意味、ハイセンス!!一線違う笑いの要素があります(笑)!


さて、小雨の中、バスを待って、この後、念願の砂むし風呂💛💛