お山でヨガ@大国見山 1 | 森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

「世界の国の人と自然」を愛するヨメが
「岩と雪と氷」を愛したダンナと
日々のつれづれを発信します。

今日はお山でヨガの日、初コースの天理の山行きでした。



日本で唯一、宗教名が市の名前になっているという珍しいところ。それだけ天理教が

町の人に受け入れられているということであり、ひいては、天理教がおかしな宗教活動を

していない、という証でもあるのではないでしょうか。


いつ来てもゴミひとつなく掃除され気持ち良い挨拶が行き交う町で、信者でなくても心が

洗われるような清々しさがあります。


お参りしたことがないとのことで皆で本部へ。中山みきさんという神柱さんが祀られて

いて、ちょっと変わった拝み方をします。広い神殿で信者さんの詔を唱える声があちこち

で響き、幼い頃から事ある毎、ここに来ている私は子守唄を聞いているような安心感を

覚えます。ちなみに私は信者でもなんでもありません…。

 

爽やかな気持ちで本部を後にして、山に向かいます。厚着してきた皆さん、小春日和で

額から汗が…。長いアプローチののち、桃尾の滝で一息ついて、いよいよ山に入ります。



急登につぐ急登、斜めになった滑りやすい橋、木の根の斜面、枯れ葉で怖々のチム

ニー状の道、大きなギャップを乗り越える岩場などなど、短いながらもバリエーション

豊かな登山道を歩き、奈良平野の展望が抜群の山頂へ!


せっかく目指した山頂は強風のため、記念撮影のみで早々に退散、桃尾の滝まで

一気に下山し、滝行する方のためのたき火に私たちもお邪魔してランチ。冬にぬく

ぬくとランチが食べれるなんて、すっごい贅沢!











ランチのあとは山野辺の道に入ります。鶏がたくさんいる石上神社を参拝し、春の気配

がそこここにある古道をのんびり歩いて、ヨガをする観光農園へ。


この企画、今年の6月で6年目を迎えますが、ヨガのポーズや動きは当初と比べてどん

どん変わっています。聡美さんが山歩きの後の調整に良いポーズを色々と考えてくだ

さっているからです。ヨガだけを受け持っていただいていたら、そんな変化はないかも

しれません。聡美さんも一緒に歩いてご自身で体の疲れや使い痛みを感じておられる

からこそ、効くポーズが浮かぶというもの。


この企画は、今時風なネーミングで、「それらしく」作り上げた「なんかいい感じ!」なもの

ではなく、きちんとした山歩きをして、それに即したヨガをする、「ホンモノ」のプログラムで

あること、自慢に思います!


ストーブを焚いて暖かい部屋からは、のどかな古道の景色が広がり、目に優しくて気持

ちもゆるみます。来る道で拾った梅の枝から、柔らかい春の香りが…。例によって、

聡美さんの癒しの声で魔法にでもかかったように、コトンと寝落ち(涙)

 

もったいないと思いながらも、それはそれで心の声、体が望んでいると考える。そんな

逃げ道もありいのの、ホンモノだけど気軽に参加してもらえるプログラムです。