ネパールの山旅 19(カトマンズ市内観光) | 森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

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「世界の国の人と自然」を愛するヨメが
「岩と雪と氷」を愛したダンナと
日々のつれづれを発信します。

広場から、アサントーレを歩きます。

別のもの撮ってるふりして、左側のサドゥーを撮りました。カメラを向けたら絶対にお金を

要求されるので笑!サドゥーはヨガを鍛練してる人とか、放浪してる人など、世捨て人的

な印象がありますが、カトマンズの観光地にいる人たちは、少なくとも昼間は、カメラに

撮られてお金を要求する超世俗社会に生きてはります(笑)!

ここ、有名なのか、たくさんの人がここのお茶を頼んでいました。


この近くにはセトマチェンドラナート寺院があります。雨の恵みの仏さまを祭る寺院で、

4月に背の高い木の山車を引いて歩く大きなお祭りがあります。たくさん雨が降って、

その年の豊穣が約束されますように、というお祭り。山車が倒れると不吉なことが起こる

と言われてます。カトマンズ盆地に大昔から住んでいたネワール族のお祭りです。

ネパールというと、山岳民族のシェルパは仏教徒、それ以外はヒンズー教徒だと思われ

がちですが、実はさにあらず・・・。カトマンズ盆地に住んでいたネワール族はその昔は

仏教徒であったそうです。その後、インドからの影響を強く受け、カースト制などが取り

込まれるとともにヒンズー教と混濁してゆくわけですが、このセトマチェンドラナートは

2000年以上前に起源があると言われる仏教のお祭りなのです。

先にも書きましたが、ネパールは北にチベット(中国)、南にインドと、全く異なる宗教を

もつ大国に挟まれていることから、「ジャートの花園」と呼ばれています。「ジャート」とは、

「生まれが同じ人々の集団」という意味で、一般的にはカーストとか民族という言葉で

言い表される区切りのことです。多様性あふれるネパールは、ある意味、とりとめもなく、

つかみどころもなく、だから確固たる形もない。そのソフトな包容力が私たち旅人を優しく

包んでくれるから居心地が良いのかもな、と思ったりしています。

ネパール名物、リキシャ! これに乗って市内観光するのも一興。現在、カトマンズの
市役所に500台近くが登録されていてナンバープレートがきちんとついてるそうですが、
ときどき段ボール製のプレートもあるのだとか・・・笑! いかにも!!!

けど、瞬く間に車社会になったネパールの公害を考えたら、このリキシャは愛すべき
存在だなぁ、と思ったりもします。

旧王宮からインドラチョーク~アサンチョークを結ぶ道は、人とモノにあふれ、カトマンズ

の人々の活き活きした生活をのぞかせてくれます。いつも仕事ではサッと通るだけです

が、一軒一軒、冷かしながら歩いてみたい気もします。きっと掘り出し物が見つかると

思うし、地方から来た美味しい野菜や果物が買えると思うのです・・・。

お買いものしてるところをすみません・・・、勝手に写真撮って・・・。私も買いたい!

用があるのかないのか、とにかく人が多いです。


私たちの専用車。ナンバーープレートを覚えようにも数字が読めませ~~ん(笑)!
9は9ではありません。1312が正解です(笑)!ま、読もうと思えば読めますが、5とか

絶対読めません・・・。アルファベットの筆記体のYみたいなのが5です!