別のもの撮ってるふりして、左側のサドゥーを撮りました。カメラを向けたら絶対にお金を
要求されるので笑!サドゥーはヨガを鍛練してる人とか、放浪してる人など、世捨て人的
な印象がありますが、カトマンズの観光地にいる人たちは、少なくとも昼間は、カメラに
ここ、有名なのか、たくさんの人がここのお茶を頼んでいました。
この近くにはセトマチェンドラナート寺院があります。雨の恵みの仏さまを祭る寺院で、
4月に背の高い木の山車を引いて歩く大きなお祭りがあります。たくさん雨が降って、
その年の豊穣が約束されますように、というお祭り。山車が倒れると不吉なことが起こる
と言われてます。カトマンズ盆地に大昔から住んでいたネワール族のお祭りです。
ネパールというと、山岳民族のシェルパは仏教徒、それ以外はヒンズー教徒だと思われ
がちですが、実はさにあらず・・・。カトマンズ盆地に住んでいたネワール族はその昔は
仏教徒であったそうです。その後、インドからの影響を強く受け、カースト制などが取り
込まれるとともにヒンズー教と混濁してゆくわけですが、このセトマチェンドラナートは
2000年以上前に起源があると言われる仏教のお祭りなのです。
先にも書きましたが、ネパールは北にチベット(中国)、南にインドと、全く異なる宗教を
もつ大国に挟まれていることから、「ジャートの花園」と呼ばれています。「ジャート」とは、
「生まれが同じ人々の集団」という意味で、一般的にはカーストとか民族という言葉で
言い表される区切りのことです。多様性あふれるネパールは、ある意味、とりとめもなく、
つかみどころもなく、だから確固たる形もない。そのソフトな包容力が私たち旅人を優しく
包んでくれるから居心地が良いのかもな、と思ったりしています。
ネパール名物、リキシャ! これに乗って市内観光するのも一興。現在、カトマンズの
市役所に500台近くが登録されていてナンバープレートがきちんとついてるそうですが、
ときどき段ボール製のプレートもあるのだとか・・・笑! いかにも!!!
けど、瞬く間に車社会になったネパールの公害を考えたら、このリキシャは愛すべき
存在だなぁ、と思ったりもします。
旧王宮からインドラチョーク~アサンチョークを結ぶ道は、人とモノにあふれ、カトマンズ
の人々の活き活きした生活をのぞかせてくれます。いつも仕事ではサッと通るだけです
が、一軒一軒、冷かしながら歩いてみたい気もします。きっと掘り出し物が見つかると
思うし、地方から来た美味しい野菜や果物が買えると思うのです・・・。
お買いものしてるところをすみません・・・、勝手に写真撮って・・・。私も買いたい!
用があるのかないのか、とにかく人が多いです。
私たちの専用車。ナンバーープレートを覚えようにも数字が読めませ~~ん(笑)!
9は9ではありません。1312が正解です(笑)!ま、読もうと思えば読めますが、5とか
絶対読めません・・・。アルファベットの筆記体のYみたいなのが5です!