ネパールの山旅 14(人物1) | 森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

「世界の国の人と自然」を愛するヨメが
「岩と雪と氷」を愛したダンナと
日々のつれづれを発信します。

カトマンズに戻り、まずはホテルにチェックイン。本当はどこか観光にいきたかったの

ですが、ポカラ発のフライトが遅延したためにその時間が無くなりました。夜は、私の

知人の家に招待されたので、皆で行くことになりました。

 

今回のネパールツアーの企画が決まった時に、カトマンズ近郊に住む古くからの友人に

ネパールに行くよってチャットで話したら、皆でご飯を食べに来て~~って言ってくれて

いたんです。相手の負担になってもいけないと思いつつ、ご参加者にとってそんな機会は

めったにないことなので、是非ともって気持ちもあって・・・。


その後、友人に連絡するのをためらっていましたが、カトマンズ入りした時に、来たヨ!

と連絡してみたら、同じように来て来て~~って返事をくれたので、トレッキング中に

皆さんに話してみました。イメージがしづらかったのでしょう、皆さんからのリアクションは

ちょっと薄かったのですが、私はそんなんスキやけど・・・、と言ってくれた方もいたので、

話を進めることにしました。


その友人とは航空会社に勤める人で、しょっちゅうネパールに来ていたその昔、エベレ

スト遊覧飛行にお客さまが乗りに行ってる待ち時間に仲良くなった人でした。やがて、

空き時間に食事をするようになり、彼女を紹介され、結婚し出産し・・・、今やその子が

19才!


当時は携帯電話はもちろん、Eメールすらままならない頃でした。やり取りはもっぱら

エアメールなので、出張でネパールに行くことも早めに伝えなければ連絡は届かず、

届いたところで、折り返しの手紙が届かないから会えるかどうかも分からない、といった

感じでした。


今となっては不自由極まりないやり取りをしながらも、続いていたご縁ゆえに、信頼関係

も構築され、互いを友と認め合うこともできているのかもしれません。


正直なところ、ネパールと日本の経済格差が激しいこともあり、多少の下心をもって

付き合いをしようとする人だっているにはいるのです。こちらが真心をもって接していても
案外相手は打算があったりするので、有人を作るのは私には難しく感じます。なので、

彼ら夫婦は本当の友人として付き合える貴重な存在です。


さて、行くことは決まったけれど、調整せねばならないことが2点あります。1つは食事

です。夕食を!と言われてますが、この日の夕食はツアーに予めセットされています。

もう1つは車です。彼らの家はホテルから車で30分ほど離れています。夜、郊外の町に

タクシー分乗で出かけるのは二の足を踏んでしまいます・・・。


ところが・・・。

友人の奥さんは、今回の手配会社の社長で、同じく私の古い友人でもあるプラビンさん

の同級生!!私はプラビンさんに非常に信頼を置いていて、彼らが繋がっていることが

単なる偶然ではないと思えるほど・・・。信頼し合える2人の知人が知り合いって・・・!!


そんなこともあって、プラビンさんが采配を振るってくれて、車の手配、夕食を翌日の

ランチに振り替えること、そしてドライバーさんと知人をつなげるところまで全て段取りを

してくれたんです。しかもドライバーさんは私もFBで繋がっているガガンさんなので、これ

また安心!!

無事に知人の家に到着。

立派な門構えをくぐって腰を抜かしました!なんというお洒落なおうち!!ネパールに

こんな洒落た近代的な家があるとは思ってもいなかったので、ほんとに驚きました!

彼らの家にはこれまで数回来ており、ワンルームのマンションだったのでそれを想像

していただけに、ほんとにほんとにびっくりしました。

ネパールビールでなく南米ワインやウィスキーが用意されていて、アペリティブも色々

作ってくれていました。彼らはベジタリアンですが、私たち用にお肉類も・・・。そして

買ったばかりのお箸も・・・。

左の男性がクリシュナ、上が奥さんのソフィア。



よい暮らし向きなのでしょう、ソフィアはサリーを次々買うそうですが、袖を通して?

ないものが多いそうです(笑)!気に入ったのがあれば持って帰ってと・・・。

ダルバートはブッフェスタイルで!

誕生日がツアー中に会ったのだという話をしたら、おやつ用に買ってあったのでしょう。

カップケーキを持ってきてくれました。皆で再びお祝い!

右下の男の子が彼らの一人息子のシーモスくん。妊娠中にソフィアとあっていますが、

実際会うのは初めてです。恥ずかしい年ごろで、奥でパソコンか何かをしていましたが、

ギターを弾いたり、スーツ姿の写真がFBで上がっていて、立派な青年です。

大画面のテレビにネパール民謡をかけてくれて、またみんなで踊りました(笑)!


本当に楽しい夜でした。

ソフィア、クリシュナ、シーモス君、そして、ドライバーのガガンさん、手配をアレンジして

くれたプラビンさんに感謝感謝です。