先日、ガイド更新研修でご案内させていただいた台湾からのお客さまの文章です。
Facebookのコピペなんですが、見れるかなぁ…。
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1885500094838594&id=889230814465532&__xts__[0]=68.ARBPY02VJ45I2NuEdoeeKKZZoJdwera1dvrAcyVO1n1VqFTO8VZzPCmwSOuFYLEiF9hxHUmvK7Wz1o0K8zzRnD9uWXWyVfcQaTYeJGa9vmOpJLXpSh-IK2b9EjAswQUiq9qrU-EMAailGwRtJ8r0V71ZhyLd3HxnnGhOaprln0pGvBSMOb51JA&__tn__=-R
武術のような型をしたり(気功？)、マッサージや漢方で身体を調整するスポーツ
ドクターのお仕事をなさっているようです。「気」を取り入れる養生をなさるため、
上高地にいらっしゃいました。そのときの体験を「気」をはじめ、五行論などの
東洋医学に当てはめて書いておられるのだと思います。
私たちは訪日外国人のお客さまを明神池にご案内する、というプログラムだった
のですが、図らずも明神池を案内したいと思っておられた、この方の「気功」の
先生や槍に登っていたお仲間と明神池で合流！！！秋が始まったばかりの
岳人の聖域で、少しの会話と深い呼吸の時間を楽しみました。
かつての秘境、神々が降り立つ神降地(➡上高地)は、国や宗派を問わず、自然
崇拝の意味を感じることが出来る場所。箱庭のような明神池は、神さまや山で
亡くなった人の魂と私たちこの世の人間が出会えるような気持ちになれます。
もちろん、これは個人それぞれがもつ内なる感覚ですが、都会では雑事に紛れ
見失いがち。本来もつ個々の感覚を呼び起こさせてくれる場所、というのが正しく、
それが聖地ということなのだと思います。
吐く息と共に身体にある憂さをすーっと出して、見えない神さまやあの世にいる
大切な人に日頃の憂いを聞いてもらい、山、川、空、木々、空気、いろんな処から
ピュアなものを頂戴する。
片言の英語と台湾ドラマで仕入れた中国語の単語で交わす会話では、思いの丈を
語り尽くせませんが、だからこそ、言葉にできない感覚的なことが互いにシェア出来
たのかな、と思っています。いろんなガイドの技術があると思いますが、私は、
「この一瞬」を引き出すガイドでありたいな、と思います。