七草がゆ | 森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

「世界の国の人と自然」を愛するヨメが
「岩と雪と氷」を愛したダンナと
日々のつれづれを発信します。

今年も七草がゆを作りました。

昨日、天理で買った稲天さんの奈良漬けと共に・・・。

人日(じんじつ)の日に若菜の入った温かい汁ものを食べた中国の風習が由来のよう。

若菜を食べて、自然界から新しい生命力をいただく、という感覚で食べていたそうなので、

私たちも特に春の七草にこだわる必要はないのかもしれません・・・。


でも七草がゆの日を迎えるにあたり、フィールドに出て、七草探しをするのもオツなもの。

そんな心のゆとりを楽しめる生活はいかがでしょう・・・。


高島屋の七草は、傷みが多くて、お大根が見つかりませんでした。。。
セリはすごく良い香りがして、いつも買うものより良いお品でした。

 春の七草

  セリ(=競り勝つ)

   芹・・・食欲増進、内臓の熱冷まし、毒素排出、血液浄化

  ナズナ (撫でて穢れや邪気を払う)

   ぺんぺん草・・・止血、利尿、解毒、下痢便秘などの胃腸障害


  ゴギョウ(人型の縁起物)

   母子草・・・咳・痰に効果、草餅の元祖


  ハコベラ(お生い茂る草の様子から、繁栄)

   はこべ・・・腹痛薬、産後の浄血


  ホトケノザ(仏の安座)

   コオニタビラコ・・・豊富な植物繊維で整腸


  スズナ(神を呼ぶための鈴)

   蕪・・・消化促進、胃腸の不快感を緩和

 

  スズシロ(汚れや邪気のない白さ)

   大根・・・消化促進、咳・痰に効果、風邪予防、美容効果

だいたいが、食べ過ぎの消化や利尿、風邪予防の効能があるもので、過食気味のお正月

明けに食べるのは理にかなっています。