たかが生駒山、されど生駒山~~
珍しい花も、実は潜んでいますぞ~~~
さてさて、これは?キツネノボタン?ウマノアシガタ?
ウラシマソウがこんなにたくさん生えているのにはびっくり!
水芭蕉みたいなフォルムは、サトイモ科の特徴かな。
仏炎苞の中にある肉穂花序にひも状の付属物が延びていて、それが浦島太郎の釣り
姿を思い起こさせるとかで、ウラシマソウ。
紐がお餅に変わると、ユキモチソウ。これはうちにもあった。
調べたところ、若い個体は、肉穂花序に雄花がついていて、個体が大きくなると、雄花が
雌花に性転換する、という珍しい花なのだそう。葉っぱもへんちくりんな格好でついている
し、テンナンショウのたぐいは本当に面白い。
ちなみに、英語では コブラ リリー ウラシマ。たしかに毒蛇の鎌首みたいに見える。
こちらはなるかわ園地のツツジのトンネル。
ヒラドツツジの名所はあちこちにあると思うけど、町や植物園でなく、ハイキングの途中で
そして、ギンランも見つけましたよん。
レッドデータブックによると、大阪府では絶滅危惧種Ⅱ類に分類されている。
そんな貴重なお花が、結構人が通るハイキング道の林床に咲いている。気付かない
奈良県側に国道を下ると、田んぼや畑が広がっていて、大阪側とずいぶん様相が変わる。
このヤグルマソウのお花畑もきれいだった。
ラッキーガーデンでお食事中に、窓の外の柿の木に何かが止まるのが目に入った。
鳥だと思ってカメラで撮ってみたら、蝶々だった。
帰って調べたら、ジャコウアゲハのメスとのこと。食草はウマノスズグサなんだそう。
この蝶を見つけるより、ウマノスズグサを見てみたい私です・・・。