七夕会@佐保川 | 森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

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「世界の国の人と自然」を愛するヨメが
「岩と雪と氷」を愛したダンナと
日々のつれづれを発信します。

今年の七夕会(お客さまとの年2回の懇親会)は、佐保川の観桜でした。

近鉄奈良駅に集合、見慣れたお顔の皆さんにこちらも顔がほころびます。

会って早々、ぺちゃくちゃぺちゃくちゃ(笑)!! 春はとにかく心が弾みます。

大仏鉄道なるものを、私はこの日まで知りませんでした。


その昔、関西本線の前身である関西鉄道(かんせいてつどう)という、明治の五大私鉄と

言われる会社があったそう・・・。名古屋から進出するべく建設された、加茂駅~大仏駅~

奈良駅の路線で、ここは大仏駅の跡地。

山越えの路線は、やがて平坦路線の木津駅の開業で廃止となり、わずか9年という

短い営業期間だったといいます。奈良駅からこんなに近い場所に、こんな歴史があった

こと、全く知らずにいました。


七夕会の皆さんは、ほんとにとても博識な方ばかりで、ツアー中はリーダーということで

偉そうな顔をしている私たちも、懇親会ではいつも色々なことを教えていただき、へ~~、

の連発です。

おりしも、桜は満開でした。これもドンピシャ!

七夕旅行社(この会の世話人の方のニックネーム?)の社長の、ほれ見てみぃ!と

ほくそ笑む顔を想像しながら、後ろからテクテクついてゆきます。

ここに、当時走っていた、イギリス製の赤い蒸気機関車がやってきたら、なんてステキ

なんでしょう~~!


白い頬に黒いネクタイ! シジュウカラちゃんかな?


すごい~~ 
江戸末期に赴任してきた川路何とかというお奉行さまが、数千本の桜を植えたという

ことで、この地の桜は170歳の長老桜。

延々と

桜並木

お食事は、少し遅めになりましたが、草ノ戸さんで。

薬師寺や唐招提寺の近くにある、田舎料理のお店です。といっても三笠宮殿下もおいでに

なられたお店です。


「けんずい」という提灯の形をした器に盛られたランチを予約してくださっていました。

時期的に混みあっているので、お金が余るほどあっても食べられないこともあるようです。

「やくじき」という、野草のコースもあるようです。滋味あふれるもの食すということで、

ユキノシタやドクダミ、人参(たぶんオタネニンジン)など、萬葉野菜の天ぷらだなんて、

聞くだけで健康になりそう~~。食べたい!!



その後、腹ごなしに、唐招提寺のわきを通り、垂仁天皇陵を見学して、尼ヶ辻で

解散しました。秋も楽しみだなぁ~~