能登の山旅 その3 | 森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

「世界の国の人と自然」を愛するヨメが
「岩と雪と氷」を愛したダンナと
日々のつれづれを発信します。

2日目は石動山の軽ハイク。

石動山は「セキドウ」、または「イスルギ」と読む。歴史ある山だそうだけれど、あまり

知らなかった。のに何故か、イスルギは知っていた。町の名から?神さまの名から?

600m弱の小さな山なのに、雪がそれなりに残っている。

パノラマ展望台は、立山連峰がみえる場所なのだけど、春霞で見えず。

富山湾と七尾湾が左右に広がる。


石川県では珍しくブナ林がある。

まだ花には早い感じだったが、最後にキクザキイチゲが顔を出してくれた。

石動山大御前(=山頂)

主神は、伊須流岐比古神(いするぎひこ=いざなぎ=虚空蔵菩薩)、客神として、

白山姫神(しらやまのひめ=いざなみ=十一面観音)をお祀りしている典型的な

神仏習合の神社。


中世にはものすごい力をもって、政治に巻き込まれ、2度の焼き討ちにあっている。

最終的には、明治の廃仏毀釈で衰退していしまった。


そんなこともあり、ガゲ崩れの林道を走らせ、人の訪れることも少ないのであろう、

ひっそりとした佇まいの山だった。

朝は、輪島の朝市に行きました。

輪島であがったお魚だけを扱うお店で、セレブセットなるものを購入!

フグ2種、カレイ3枚、のどぐろ2枚入って1000円。



で、えがらまんじゅうお買い上げ~~
うんまい♡

ここ数年、定宿になっているお宿に今年も宿泊。

お料理もさることながら、全て輪島塗の器で出してくださる、贅沢な食事が定評です。


お盆だけでもウン万円! でも、お直しもしつつ、十な
 ん年ずっと使ってますとのこと。

お手入れも大変だし、お客さんに出すのはハラハラドキド キだろうと思うけど、

道具は使ってなんぼだから、毎日こ れでお出ししているとおかみさん。

よいものを必要なだけ、という生活、憧れるな~~


2日目のランチは、道の駅で。
併設のお寿司屋さんが大混雑で入れそうにないので、魚屋さんでお寿司をゲット!!

のどぐろやサワラのお寿司、バリウマでした。

期待通りの花々に会え、期待通りのお食事をいただき、同じお土産を買って帰る。

日々の暮らしに変化を求めつつも、繰り返すことの安堵感に心地よさを感じるお年頃に

なってきました(笑)!