熊野古道 その5 | 森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

「世界の国の人と自然」を愛するヨメが
「岩と雪と氷」を愛したダンナと
日々のつれづれを発信します。

針葉樹林がほとんどのイメージで、過去にも花の印象がなかったので、今回もまったく

期待していなかったのだけれど、思いがけず、好きな花に出会えた。


キイハナネコノメ


ご神域に特別に入れていただき、御滝の拝観に行ったとき、足元に小花がたくさん

咲いているのが見えた。ネコノメに葉っぱが似てるけど、ちょっと違うなぁと思って

花があまり得意でなさそうな語り部さんに、一応尋ねてみたら、古道で見れる花のリスト

を持っておられた。


しばし見比べて、シロバナネコノメは、顎の先がとがっていて、これは丸みがあるので、

キイハナネコノメに決定(笑)! 間違っていたらどなたか、教えてください(^^♪


ご神域の巨木

ご神域の巨木

何かが息づいていそうな感じ

これも大きくて立派だった

古道には、バイカオウレンがたくさん咲いていた。


最初、この花が出てきたときは、ちょっと咢片が細いので、語り部さんがバイカと仰る

ものの、そうなんかなぁ・・・、と納得せずに歩いてた。それに、イメージ的に比較的

標高の高い雪解け間近の林床に咲くイメージがあったので、温かい南紀の海抜300m

ほどのところで咲いているのも何となく解せずにいた。

でもオウレンとは花が全然違うし、葉っぱは3枚だし、セリバでもないし・・・。
歩を進めるにつれ、ぷっくり丸い花びらのがたくさん出てきて、その花を見たら、まぁ

間違いなくバイカだわなぁ、と得心。


帰って調べてみたら、いがりまさしさんのWEBで、バイカオウレンの変異についての

記載があり、低所でも咲くと書かれていたので、これでやっと納得した私でした。




行く前に、カメラのシャッターが開かなくなってドッグ入り。

ツアーに間に合わないので、いつも買ってる機種の最新版をネットで購入。

いつもよりちょっと重くて、反応が過敏すぎて使い勝手が分からず、アタフタしながら

撮った(笑)!