スリランカの山旅2 ピンナワラ・象の孤児院 | 森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

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「世界の国の人と自然」を愛するヨメが
「岩と雪と氷」を愛したダンナと
日々のつれづれを発信します。

スリランカ到着後、最初の訪問地は象の孤児院。

ジャングルで親を亡くしたり、はぐれた小象、ここで育った象から生まれた象などが
保護されている。入園料はバカ高いけれど、孤児たちがそれで元気に育つと思えば、
裕福な旅行者にとっては微々たる額だと思う。

ここにいるのはアジア象で、アフリカ象に比べて、耳がひとまわり小さく、頭にコブが
2つある。アフリカ象は1つだそう。アフリカ象の15分の1程度しか生息数(=3万頭)が
なく、スリランカには3000頭ほどしかいないらしい。

動きが緩慢だからか、目が小さいからか、あんなに大きいのに可愛らしい印象が強い。
口元も、鼻の動きも可愛いのだけれど、情けな~~い感じで生えているちょい剛毛の
産毛?がたまらなく愛おしい♡


大部分の象は、ここで餌がもらえる。
手前に写っている1m四方程度の岩から向こうは立ち入り禁止。野性から離れた象は
気が優しいのだろう、人間との距離感が思い切り近い。
ここに保護された象は、寺院や象使いに引き取られるそう。もう野生には戻れないのだ。


小さい象さんは、ミルクがもらえる。
750mlを数秒で飲み干す。ほんとにあっという間!
それでも、哺乳瓶を持った係員さんに付きまとっておねだりしているのは、とっても
愛らしくって、母性本能をくすぐられる♡


こちらは観光客が直接、象にフルーツをあげれるコーナー。
200円ほど払うと、5切れ程度のフルーツバスケットがもらえる。
1つずつ、象さんにあげる。
口に入れてあげてもいいし、鼻にあげて口に持っていくのを見るのも楽しい。

象さんの歯は、こんな感じ(笑)! うにょうにょとミミズっ歯(笑)!!
草食動物だから、やっぱり犬歯がないなぁ。黒いのは虫歯かな?


時間が来ると、園を出て、道を渡り、川へ水浴びに行く。
象さん優先、車は全部、止められる。


気持ちよさげに水浴びする象さん。
水の中でバタバタしてるのやら、パオパオ甘えた声を出してるのやら・・・。


チップ目当てで、「触らせたるから来い!」と象使いに呼ばれて、まんまと行く。
肌は思ったほど固くはなくって、当たり前だけれど温かい。
生き物って、触るだけで癒される~~。
かわいい♡ ほしい♡♡ けど、さすがにこれは連れて帰れない(笑)!

続々と移動してくる象さんたち。


通り道はお土産屋さん通り。
これは象のフンで作ったクラフトを扱うお店。草食だからね~~。


車を少し走らせたところでは、象に乗ることができる。
3人まで一度に乗れるそう。時間によって金額が違っている。
係員さんはカメラを預かってくれて、乗ってる時間、ちょこちょこと撮ってくれるみたい。