佐渡の山旅3 サルメンエビネ | 森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

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「世界の国の人と自然」を愛するヨメが
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日々のつれづれを発信します。

ずっと前から会いたかったサルメンエビネちゃん始め、北アや

八ヶ岳の1500m位の高さの植生があるような気がする。

 

サルメンエビネ

佐渡の野生蘭50種のうち、モジズリ、シュンラン以外は全て

絶滅危惧種に指定されているとのこと。会えてよかった・・・。

けど・・・、

縦にしても横にしても、猿の面にはみえないですけどー(笑)!

申年の今年会えたのは嬉しいけど、昨年会えていれば、年賀状に

出来たのに~~

 

歩き始めて10分くらいだったか、コケイラン発見

その時には名前が出てこなくて、ガイドさんはご存知なかったので、

歩いている間中、ずっと考えていた。帰りに同じ場所を通った時に、

奇跡的に思い出した(笑)!

佐渡ではそこそこ自然分布しているとかで、羨ましいに尽きる。

 

ヤマオダマキは大きな株がいっぱいあった。

オダマキとは、花の形が苧環(おだまき)に似ているからだと。

で、苧環とは何じゃいな?って思ったら、つい最近、苧績みを体験した

という知人の写真をfacebookで見たことを思い出した!!

苧(お)とは、アカソやアサの茎から採った繊維のことで、紡いだ糸を

巻き取る木製の木枠が苧環なのだそう。

知人は、オダマキと苧環のこと知らないと思うので、さっそく今から

コメントしよっと!

こういうシンクロ、大好き!!

 

トリガタハンショウヅル

鳥形半鐘蔓の半鐘と蔓は見た目で分かる。鳥形はなんじゃやらほい?

調べたら、高知県の鳥形山で最初に発見されたからなのだとか。

植物の名前で一番、分かりにくいパターン(>_<)

ハクサン、とか、タテヤマ、とか有名な山の名前がついていたら良いの

だけど、トリガタ山って知らんし~~。

しかも形って・・・。花の形が鳥に見えるのか?と想像力をフル回転

させたけど、ピンと来なかった・・・。そりゃそうだ(笑)!

 

ハンショウヅルっていっても、ご存知ないお客さま、結構いらっしゃる

のだけど、クレマチスやテッセンと同じ仲間です、というと、大体は

分かってもらえる。キンポウゲ科だから有毒植物。センニンソウや

クサボタン、カザグルマ、ボタンヅルなどが近い。

 

ツクバネソウ

同じ植物でも、葉っぱに特徴があるのは覚えやすい!

エンレイソウ、サンカヨウ、ミスミソウ、クルマユリ、ヤグルマソウ・・・。

もっと色々あるけれど・・・。

エンレイソウ以外、全部、葉っぱに関係する名前がついてる!

 

でもこの花の名は、花がツクバネ(=衝羽根=羽根つきの羽根)に

似ているから・・・。ほんの短い開花期にしかフムフムと言えない名前

より、葉っぱの形をつける方が同定しやすいと思うけどねーー(笑)!

これならさしづめ、「エックス草」とか「バッテン草」とかかなぁ・・・。

そもそも、羽根つきなんて、いまどきの子、知らないし・・・。

 

見た目の特徴あるし、大ぶりだし、山でもそれなりに見かけるのに、

皆に覚えてもらえないのは、そんな名前の不遇さが原因かも・・・。

 

さぁて、この子は何さんでしょうね・・・。

蝶・蛾のリストを見ていたら、あちこち痒くなってきました。

その割に、答え分からず・・・。ギブッ!!