佐渡の山旅8 岩ゆり | 森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

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「世界の国の人と自然」を愛するヨメが
「岩と雪と氷」を愛したダンナと
日々のつれづれを発信します。

宿根木の集落は海のすぐそば。
岩ゆりは、海辺の岩場に咲き、海の風衝作用で丈は短め。

丈の割に花が立派なので、見ごたえがある花だ。

 

私たちの山のガイド塚本さんのお父さん、塚本健二さんが代表の

山歩ガイドクラブさんの『佐渡の花』によると、

 

ぽってりフラワー子の誕生を記念してイワユリの鱗茎を植える。子の歳の数と

花の数が一致するという。鱗茎の大きさと花の数は強い相関関係が

あり、しばしば一致する。
ぽってりフラワー「イワユリを採ると海神様が怒り海が荒れる」とされイワユリは

保護されてきた。
ぽってりフラワー開花は烏賎(スルメイカ)の漁季を告げる漁告花である。

 

とのこと。


植物が人の暮らしに深く関わり、故に守られ、時が来るとのびのびと

咲き誇り、こんな風に私たちの旅にも彩りを添えてくれる。佐渡では、

本州の2500m辺りの植物を標高1000m付近で見ることが出来る。

車で簡単にアプローチできることもあり、希少種や人気の花の盗掘が

絶えないよう。

ここに咲くからこその美しさ、その地での花の存在の意味を、もっと

たくさんの人に理解してもらいたいな。

 

宿根木の集落に咲く岩ゆり

 

直江津港から小木港へのカーフェリー「あかね」の船内でもらった

パンフにガイドの塚本さんのお父さんの記事・・・。

帰宅後、書類を整理していて気付いた。

 

佐渡も人離れが激しいのか・・・。

以前調べた人口より、ここに記載されている人口が減っている。

この本には、佐渡に移住を考える人を後押しする本だった。

 

今回のお土産

*いかめし…ホテルの女将さんのおススメ。ここのが美味しいそう

  (まぁ、皆、そういうよね・苦笑)

*石もずく…もずくは2種類あり、柔らかく粘りがあるものと、歯触りが

  あるもの。今回は歯触りがある方を買った。

*ガイドの塚本さんちのお味噌。息子さんの代で12代続く、佐渡では

  老舗の糀屋さん。

*そしてフェリーの中で買ったおかき。さすが米どころ新潟!安い!

  割れおかきでよければ、これおススメ!