登り納め・金剛山 | 森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

「世界の国の人と自然」を愛するヨメが
「岩と雪と氷」を愛したダンナと
日々のつれづれを発信します。

27日、今年の登り納め、やっぱり金剛山で締めくくることにする。

枚方小町さんも、今年は3~4回、金剛登山をなさってくださったのではないかしらん。

階段とコンクリ道しかないと思っておられたそうなので、いろんなコースを歩いていただけて

良かった!

今回も、小町さんにはお初のコースをご案内する。


(今回、再びカメラが不調で、ひどい写真になっています・・・)


アバンティ・クライミングスクール大阪

ロープウェー前までバスで入り、20分ほどコンクリ道を歩くと、細尾谷の出合い。

いきなり凍ってる。滝も端っこは凍ってる。

とりあえず、行けるところまでアイゼンなしでトライ!

アバンティ・クライミングスクール大阪

正規のルートは皆が踏んでガチンゴチンに凍っているので、敢えて沢の中の水が流れて

いるところをよって歩く。薄氷が張っているところは、時々踏みぬいて、沢に足がズボッと

入ってしまうけれど、すってんころりん滑って転んでオオイタ県よりはマシ・・・。

年末の忙しい時に、手首でもねじったらえらいこっちゃ!小町さんを怪我させてしまったら

ご主人のNHK女子アナマイスターさんに合わす顔がない・・・。


ボケてるけど、水の凍り方はさまざまで、シャーベット状になっている場所もあれば、

真っ白に凍っててスケートリンクみたいにスースー滑りそうで、コケるという悪い想像しか

できないような不気味な場所もあった。


2~3ヶ所、コケルとヤバいなと思う場所もあったけれど、枚方小町さんは山岳部あがりの

ベテランさんなので、危なげなく通過、無事に尾根に出た。


アバンティ・クライミングスクール大阪

汗をかくこともなく、快適なハイキングで、最高の締めくくりの山行となった。

アバンティ・クライミングスクール大阪

霧氷が少し延びている。

この時期にこんなにきれいに見えるとは思わなかった。


アバンティ・クライミングスクール大阪

山頂には恒例のかまくらが既に作られていて、看板前には雪だるま君もいた!

アバンティ・クライミングスクール大阪
山頂広場でランチ。

あったまるように、千切りの生姜を添えて白菜を炒めたものを入れて、ラーメンを作る。

途中から、持ってきたおにぎりも投入!これがまた美味しいおじやになって、体がほこほこ

あったまった。


下りは千早本道を下る。

念のため、小町さんには軽アイゼンを装着していただき、私はアイゼンなしで歩いてみた。

さほど滑ることもなく、快適に下山できた。

山麓の山の豆腐屋さんで、小町さん、お豆腐げと。

タイミングよく来たバスで、河内長野へ戻る。

アバンティ・クライミングスクール大阪
早い時間に下山できたので、果物屋さんが併殺してるカフェで、フルーツグラタンなる

ものを2人仲良く食べた。

キーウィ、ブルーベリー、ラズベリー、いちご、バナナ、パイン、マンゴー、オレンジ、

桃も入ってたかな? とにかく、甘い酸っぱい、いろんな種類のフルーツがカスタード

クリームと絶妙にマッチ、すごく美味しかった!

最後の最後まで気分よく過ごせた、登り納めの今日だった。


今年の初めに決意した月イチ金剛登山。無事に全月終了。

今年歩いたコース8コース。同じコース内でも右俣左俣と途中から別の道を歩いたりも

したので、実際にはもっと多くのルートを歩いた。

知らなかった花の群生地や、氷瀑など、四季を通しての見どころをしっかりと楽しめ、

今年はテレビの一日同行取材なんてのもあったなぁ。


一つのことを続けるというのは、単調で変化がないように思えるけど、自然は毎回違う

表情の顔を見せてくれ期待を裏切らないし、都度、違うメンバーと歩く楽しみもそこには

ある。山頂で偶然ばったり、というのも何度かあって、帰ってきたら、行って良かった!って

いつも思える。


同じというのはテンションがあがらず、時には面倒になって止めようかな・・・ってココロ

折れそうな時もあるのだけれど、逆に意地が後押ししてくれる時もあったり・・・。

小さい目標ながらも、ゴールした時のこの気持ちはやっぱり気分がいい。


私の中で今や金剛山は、面白くない山から自然豊かな山に格上げとなって、他にも

行きたいコースがいっぱいある。昔歩いたルートも久々に行きたいし・・・。

来年もこの目標は続けたいと思っている。こんな楽しみを共有できる人が増えると

嬉しいなぁ、なんて別の楽しみも生まれてきた・・・。