秋色・金剛山 | 森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

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「世界の国の人と自然」を愛するヨメが
「岩と雪と氷」を愛したダンナと
日々のつれづれを発信します。

月イチ金剛山も佳境に入ってまいりやした(笑)

金剛山は既に初雪済みで、12月2日にも降雪の予報が出ています。

これからはまた、氷瀑の時期だぁ~~~。今年はよいタイミングで見に行くぞっと!

あれ?来年も月イチするつもり?

えぇえぇ、やりますよん。定点観察は続けてこそのものですもんね!


アバンティ・クライミングスクール大阪

今回は、文殊尾根を歩きました。

ここは、取り付きからいっきなりの急登!! 杉林のおっもしろくもない、キュートでない急登!

金剛山って、こういう杉林&面白くないってイメージがある人、多いと思いますが、ここは

まさしくその代表!みたいな道じゃ!

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休憩するための何ぞよい口実がないものかと、キョロキョロしながら喘ぎ歩いていると、

あはは、ありましたがな・・・。

これって・・・、松風草の咲き終わりでは? 日本にしかないお花だそうですよ、これ。

一属一種の貴重品。金剛山では結構見かけます。

こんな枯れ枯れの時期にも、青々とした葉っぱで出迎えてくれて、ありがとう!!

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急坂を登りきると、あとは比較的なだらかな尾根道になります。

尾根終盤は、こんなブナ林も! 金剛山にブナ林があるのも、意外に思う人いるかもですが、

ここは文殊さんの岩屋があるためか、杉もブナも結構太い樹が残っています。

林床には、笹に隠れて、ミヤマカタバミの葉っぱがいっぱい!スミレちゃんも!!

春にはきっとお花がいっぱいのはず。


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大変お疲れさまの看板に出迎えられて、いつもの山頂広場へ。


今日は、久々に出してきた冬靴の足慣らし&新たに買った靴下との相性チェックを。

そして、これまた先日買ったパタゴニアのウェアを着てきました。

これ、メンズは昔からあって、パタゴニアのウェアの中でも超優秀人気商品で、ダンナも

冬には放さなかったお品のウィメンズバージョン!今季から初登場なんだもんね。

首元はちょっともっさいですが、さすがによかですたい!!


そのウェアと、マイ愛用品、ファイントラックのエロ網シャツの組み合わせで、寒い寒いと

皆が震える中、余裕で冷たいゼリーなんぞを食べてまいりました。

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友達と待ちあ合わせをしていたので、帰りは階段だらけの千早本道を走って下山。

杉林とこの階段の多さで、金剛山はつまらない山というレッテルを貼らレッテル?なんちて!

中腹ではまだまだ紅葉がきれいでした。

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走ったにもかかわらず、バスに乗り遅れ、寒い中、一時間も待つなんてアホらしくて、

歩けるところまで歩いて帰ることに。。。


南天の赤い実がきれいでした。

大阪南部の里では、南天を植えているおうちが多いです。

難を転じる、という語呂で植えているというのもあるでしょうが、昔は、本当に赤飯などの

添え物として活躍していたんだそうですね。


赤飯を炊く=お祝い事がある=近所にもふるまう。

炊いたらまずは神さんにお供え → その後、ご近所さんへ。

南天は、健胃・解熱作用がある生薬であって、防腐材としても利用され、赤飯に添えられて

配るのが常だったとか。もし傷んでいてあたっても「難を転じて」くれるから安心という

訳ですね!!


いまどきのプラスチック南天は、防腐作用がないのが難点です!(ダハッ!)

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イチョウが道路を染めていました。

ダンナが生きていたら、掃除しとかんと事故が起きる!とうるさいよ、これ見たら・・・。

イチョウは油分がすごくて、タイヤが滑るんだと・・・。(ミミタコやって!)

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駅まで半分ほどの距離を歩いたところで、バスに合流して乗車。

駅前でゆきちゃんと合流して、ミスドでしばしおデート。

ドーナツもクリスマスバージョンのがいっぱいありました。

5時半ごろ解散、まだ夕方なのに、外はもう真っ暗・・・。

山だけでなく町ももう冬です。あ~ぁ、今年も寂しくシングルベルだぁ・・・。