紅葉の山にいコウヨウ!!
それはどコウヨウ?
比良だヨウ!
ということで、比良の主峰、武奈ヶ岳に行ってきました。
山麓のガリバー村は紅葉真っ盛り! 錦色のトンネルを抜けて、山道に取りつきます。
八淵の滝のなかの見どころの一つ、大擂鉢で、川を渡渉します。
鎖や足置きがあるので、難なく通過。
前、冬に来たときは、そんなんなかった気がするけど・・・。
あの時は、スノーシューを履いたまま、凍った岩の上をストックでバランスを取って・・・、
夏場は何の問題もない場所でも、枯葉が多いこの時期は、足元が滑りやすく、慎重に
なってしまいます。
二本足でしっかり歩いておられる晴れ女さんは、バランスよく立ちこめています。
ストックを使うと、どうしてもそこに重心がかかり、かえってバランスを崩すので、こういう
足元も、頭上の木々の葉も黄葉していて、イエローワールド真っただ中です。
景色もみたい、足元も気をつけな・・・、と忙しい!
広谷を、小屋のあるスゲハラに向かって歩きます。
沢沿いの道はアップダウンもなく快適で、気持ちよく歩けるのですが、時々渡渉する
場所があります。丸太橋はほとんど壊れているので、飛び石で通過。
半世紀もの登山歴がある黄門さま改め、笛吹童子ならぬ笛吹老士?さんは、腰から
下が安定していて、安心感があります。
昨年、ハイジさん、Mさんとスノーシューで来たときに渡って、黄門さまが落ちそうに、
いや、落ちた木橋もありました。あの時のまま、未だに斜めに傾いていました(苦笑)
今回宿泊予定の山小屋は、笛吹老士さまが所属する山岳部OBが持つプライベート小屋で、
当然、無人小屋なので、食糧や寝袋を持参せねばなりません。
私はツェルトやガスボンベ、ファーストエイドなどの非常具に合わせ、雪の予報が出ていた為
念のための軽アイゼン2セット、そして8人分の食糧の生ものを全部引き受けたので、20kgを
突破していて、途中から腰痛が・・・涙。
でも古希を迎えられた笛吹老士さまですら、自家製のお米と、ご自身だけでなく奥さんの
寝袋も持ちながら颯爽と歩いておられるので、泣き言は言えませぬ・・・。
耐え忍んで、小屋へ到着。
10時半にガリバー旅行村を出発して、13時前に小屋に到着しました。
翌日は雨の予報だったので、この日のうちに山頂往復したいなって思っていたのですが、
当初の読み通りの時間に小屋に到着できたので、小屋で行動食をとった後、不要な荷物を
デポしたうえで、山頂へ向かいました。