夏花JOY 立山その2 | 森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

「世界の国の人と自然」を愛するヨメが
「岩と雪と氷」を愛したダンナと
日々のつれづれを発信します。


アバンティ・クライミングスクール大阪

ミヤマリンドウ

タテヤマリンドウに会いたくて、さんざん探したけれど、見つけることができなかった(泣)

アバンティ・クライミングスクール大阪
これは毛が生えてるから、チシマギキョウかな?

イワギキョウとの違い、私はよく分からないのです。


アバンティ・クライミングスクール大阪

これは分かります。トウヤクリンドウです。


昔、某山岳雑誌社の読者サービスの一環の仕事で、穂高に行ったとき、その雑誌社の

山Gさんと一緒にリーダーをしたのですが、山Gさん、穂高の稜線でこの花についての

ウンチクを語られたんです。

岩系大好きな感じの人が、花のことを語るのが面白かったです。


ちなみに他の花はほとんどご存知じゃなかったので、いわゆるダンナの「ハクサンイチゲ」

系かも!(笑)

アバンティ・クライミングスクール大阪

クルマユリには、奥大日への稜線上で会いました。

アバンティ・クライミングスクール大阪

ニッコウキウゲも同じく、奥大日への登山道で。

弥陀ヶ原周辺にもたくさん咲いているのが、バスの中から見えていました。

アバンティ・クライミングスクール大阪

オオバノキスミレも、同じく奥大日岳周辺で。

アバンティ・クライミングスクール大阪

これはツガザクラかな?

ジムカデと、葉っぱがちょっと違うなぁ・・・。花もちょっと違う感じ。

アバンティ・クライミングスクール大阪

こちらはアオノツアザクラでしょう!

アバンティ・クライミングスクール大阪

これって、アサギマダラ?

龍王岳付近で。

アバンティ・クライミングスクール大阪
雄山山頂で遊ぶイワヒバリ



森林限界

             尾崎喜八


画のようでもあれば歌のようでもあった

あのお花畠の楽園のあとに、

ウソが笛吹き、キクイタダキがかまかに囀る
トウヒ、シラビソ、コメツガの密林を登りきれば、

もう此処は山の高木帯の尽きるところ、森林限界。
天地八方からりと開けた光の世界に
曲がりくねったダケカンバを最後として、
行く手はハイマツの海と聳え立つ岩の砦だ。


なんという清浄な日光、颯々たる風!
下界での悲喜も煩悩もここに絶えて、
ただ無心の生き身がこつねんと立つばかり。
時折聴こえて来るイワヒバリの歌だけが
遠い世からの消息のように思われる。


この上は孤絶の山頂さしてひた登りに登るのだ。
残んの命を決然として美しく
生き抜こうとする者のように。