巡礼を終えた人たちが、最後に訪ねるというフィニステーレ。
おしまい、という意味でしょうか・・・。
サンチャゴデコンポステーラから、歩けば3日かかるといいます。
西の果ての海辺です。スペイン最西端でもあります。
旅人は、この地で長い間履き続けた靴や、服を燃やしたといいます。
旅の終わりは、新しい旅の始まりでもある。
巡礼を終えた旅人は、再び元の生活の戻り、今までとは少し違う人生を送るのでしょうか。
三大聖地の終局の地という割には、静かでのんびりとしたところでした。
最後を飾るにふさわしい好天に恵まれ、私たちも満願成就、結願の締めくくりです。
貝印の下にある距離数は、0.00kmとなっています。
この標識を見ながら、ずっとカウントダウンをして歩いてきた私たち・・・。
もうそれ以上はない終点、いや、これから始まるスタート地点、どちらの意味でしょうか・・・。
感慨深いです。歩いてきたからこその感情かもしれません。
この時期だからか、いつもそうなのか、お花がいっぱいでした。
メディテーションウォークのあとの、私たちのようです。