丹波の向山連山には、ご自慢が2つあります。
一つは、日本一標高の低い分水界があること。
もう一つは、関西最大級のヒカゲツツジの群生地があること。
まぁ、山自体が「えへへ!」と自慢するわけではないですが、私たちはやっぱりそんな
山に登りたくなります(笑)
ツツジには少し早いとわかっていましたが、青春18切符で行きたいがために、晴れ女
さんと出かけることになりました。
この山のガイド本の持ち合わせがなかったため、国土地理院の地図を頼りに、駅から
東に向けて歩き出します。
真正面には、これから歩く山並みが、すり鉢状に立ち上がっています。
観音堂登山口から尾根に取りつき、かんなりの急登をぐいぐい高度を稼ぎます。
この斜度は最近にない角度で、稜線に出るまでに一度、ストレッチをして足を伸ばしました。
古墳のあった二の山から三の山に向かう途中の、岩座展望台にて。
途中、ヒカゲツツジの群生地で、一輪でも咲いていないか、一生懸命チェックしましたが
まだまだ堅そうな蕾ばかり・・・。
唯一、膨らんでいたのを撮りました。
見ごろは4週目ごろになるのではないでしょうか・・・。
三角点のある山頂でランチ。
30分ほど休みましたが、登山口で最初の5分ほど一緒だった6~7人のパーティーは
まだ時間がかかっているようです。
私たちは、ちょいと理由があって、さほど早くは歩いていませんが、休憩をほとんどせずに
ここまで来たので、そこそこの差がついたようです。
岩の稜線はなかなか快適で、お天気も良く、気分がよかったです。
早く下山したかったので、珪石山から分水界の公園へ下りるショートカットのコースを
歩きました。
このルートは、最初の登り以上に急な尾根道で、張り巡らされたトラロープの助けを
公園の遊歩道に入ると、ミヤマカタバミが出迎えてくれました。
ここの標高は94.45mだそうで、日本一低い場所にある分水界がまさしくここです。
なんだか、無理やり別れさされているようにも見えなくはないですが・・・(笑)
さてさて、わたしたちはのんびりと散策する時間はありません!
なぜなら!!
理由は明日のブログでどうぞ!