高御位山 | 森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

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「世界の国の人と自然」を愛するヨメが
「岩と雪と氷」を愛したダンナと
日々のつれづれを発信します。

お山でヨガが人数不足で中止が決まったものの、天気予報を見たら、絶好の登山日和!

これはと思い、何人かの方にスルッと関西が有効活用できる(大阪からめいっぱい遠い!)

高砂の高御位山にお誘いメールを送らせていただいたところ、Yさんがご参加くださることに

なった。


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山陽電鉄高砂駅より、コミュニティーバスに半時間乗り、登山口になる鹿島神社へ。

とても立派な神社で、巨大な黒い鳥居が珍しい。


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門前で名物の柏餅を、Yさんが買ってくださる。

このペア、毎回、お餅を食べてる(笑)

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このコース最大の楽しみ、百閒岩。

フリクションがよく効いて、快適この上ない岩場。視界も開けているのでそこそこ高度感も

あって、アルペンムード満々!

もしこれがなかったら、大阪からそうそうは来ないと思う。

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百閒岩を超えたら、高御位山と鷹ノ巣山の頂稜線に入る。

今日は暑くもなく寒くもなく、稜線歩きには最高の一日。

平日というのに、思った以上の登山者に会う。


昨年1月に3~4日も燃え続けた大規模な火災のせいで、南斜面は無惨な姿になって

しまったけれど、北側斜面のツツジは蕾が膨らんで、咲く準備をしていた。

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山頂岩場にて。

たかだか300mほどの低山なのだけれど、すごい高度感!

この高さで、瀬戸内海の爽快な景色が見えるだなんて、ちょっと贅沢な気がする(笑)


この山からは、一昨日登ったばっかりの、日笠山や竜山もクリアに見える。

登った山が見える、あるいはこれから登る山が見える、というのはなかなか良いものだ。

大峰なんかの、うっそうと生い茂る樹林帯の中の登山も大好きだけれど、こんな風に

景色が開けているアルプスさながらの雰囲気も捨てがたい。

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バス待ちするくらいなら歩こうということになり、山陽曽根駅までテクテク1時間半ほどの

アルバイト・・・。これ、めっぽう堪えた・・・。


でも、こんな景色のご褒美が!

写真で一番高く見えるところの右の岩の上が山頂。

Yさんが立っていた岩場が、その白い部分だ。

下から見ると、ヨーロッパの中世の城塞に見える。

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下山中には、焼けた山肌に可憐なスミレちゃんが・・・。

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スミレは食べられる植物で、砂糖漬けにしてケーキの飾りや、クッキー生地に貼り付けて

焼き、ワンポイントにするようなことが本に書かれていたけれど、さすがのあゆみさんも

焼け跡にしっかりと根付いたスミレちゃんを食べたいとは思わなかった。

ホントです、信じて~~~!!


帰宅してお風呂に入って、顔が赤く日焼けしていたことに気付く。

腕を見ると、肘下まで腕まくりをしていたので、紅白のめでたい腕になっていた(泣)

日焼けの後からスミレが咲いて出てきたら、さらにめでたいなぁ!