漢方な日 | 森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

「世界の国の人と自然」を愛するヨメが
「岩と雪と氷」を愛したダンナと
日々のつれづれを発信します。

今日は、2回目の和漢草の講習会でした。

またまた知ってる野草ばかりが登場し、頭に入りやすかったです。


漢方というと・・・、

白衣を着た胡散臭いオヤジが、ホコリのかぶった漢字だらけの箱を棚から出して・・・、

わけのわからぬゲテモノを粉にして飲まされるのでは???

そして、あれよあれよという間に洗脳され、ツボなんぞを買わされるのでは???


な~んて、怪しいイメージを抱く方もいらっしゃるでしょう・・・。


でも、そんなんとは違いますよん(笑)

まず、米倉涼子似の若くておきれいな先生(ちなみにかわいらしい関西弁!)で、

胡散臭いオヤジではないです。


で、漢方にもいろいろあって、薬としてのむ強いものもあるのでしょうが、

私が取り入れたい漢方や薬膳って、予防医学であって、治療ではないです。

「私たちが日常口にしている、あるいは食べても大丈夫な植物などのうち、薬効の

高いもの」を意識して継続的に摂り、健康な体をキープする、という感じで考えています。


テレビでみのもんたが生姜が良いといったら生姜を買いに行く、バナナがいいといえば

バナナを、やれリンゴだ、青汁だ、と・・・、それと一緒だと私は思います。

若い女の子なら、ハーブティーを飲みますよね、それと一緒。

KARAがCMしてるザクロ酢とかもそうですよね・・・。


健康に良いものを漠然と口にするのと、自分の症状や状態に合わせ薬と思って口にする

というのの違いだと思います。


ただし、いつもいうように・・・。

ストイックにやるつもりは全くなくて、ジャンキーなお菓子も食べたいし、夜更かしだって

止められません。そういう不健康なことをしたあとの、バランスとして、山で体を動かしたり

健康に良さそうなものを口にしたい、という、プラマイの発想です。


そんなこんなで、とってもおされで素敵なこの漢方カフェがとても気に入り、今日は

講習会の後、居残りをして・・・、


アバンティ・クライミングスクール大阪

えへへ、薬膳ランチをいただきました。

台湾に行ったときに、あちこちでみかけた金針菜とかんぴょうのおこわ(真ん中)がとても

美味しかったです。

シナモンのデザートも、多少シナモンじゃなく、かなり肉桂!というパンチのある味で、

私好みでした。


そして・・・、

食事の前に、カウンセリングをしてもらって、アバンティーの山行に参加してくださっている

皆さんにあうオリジナルのお茶を作っていただきました。


山歩きで疲れた体を癒し、渇きを潤したり、関節痛、疲れた筋肉の修復などを即してくれる

ようなお茶をリクエストして、5種類の和漢草でブレンドしていただいた、飲みやすいお茶が

完成しました。


アバンティ・クライミングスクール用の キラキラオリジナル茶キラキラ

近々、山行で登場しますので、 皆さんお楽しみに!!

アバンティ・クライミングスクール大阪
右下の「カウンセリング茶」と書かれているのが、アバンティ用のオリジナル茶。

左の乾燥葉っぱたちは、今日、講習会で飲ませていただいた和漢草のお茶です。


で、漢方薬と書かれた立派な封筒に入っているのは、山登ら~にはおなじみの

芍薬甘草湯です。はい、足攣りを速攻、軽減してくれるお薬です。

いつもはツムラのを買っていましたが、今回はこちらの漢方薬局で米倉涼子?さんに

調合してもらったのを買わせていただきました。


仕事上、必要なのでいつも買って山では持ち歩いていますが、私自身は山で足が攣って

歩けなくなった経験がないので、飲めないのが残念!


アバンティ・クライミングスクール大阪
こちらは夕べの夕食の参鶏湯もどき。


アバンティ・クライミングスクール大阪

女性ならご存知の方も多いでしょう!

左の白い方は、スーパーなどでも売ってる豆乳(無調整)です。

左の緑の方は、その豆乳を使ったレシピ本。


実は、スーパーでは、この白い無調整豆乳と、色違いで緑のパッケージの調整豆乳の

二種類が売られています。

だから、この本を最初に本屋さんで見たとき、え?なんでこんなとこに豆乳が?って

ほんの一瞬びっくりしたんです。


で、思わず買ってしまいました。

豆乳を使ったジュースやスープ、お料理などが掲載されています。

参鶏湯も、そこに載っていたレシピを、多少、自分なりにアレンジして作りました。

はっきり言って、めっちゃ美味しかった!


その参鶏湯、薬膳的食材として、生姜、ネギ、唐辛子、豆乳、鶏肉、雑穀、クコの実が

たっぷり入っています。

お椀に残った大豆イソフラボン、最後の一滴まで飲み干しました(笑)