再び・・・ | 森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

「世界の国の人と自然」を愛するヨメが
「岩と雪と氷」を愛したダンナと
日々のつれづれを発信します。

2日連続、仕事の手伝い。

久々のオフィスでの仕事・・・。


電話を受けたスタッフの、対応に戸惑う雰囲気が流れるや否や、一斉に皆が声をかけたり、

調べたり、資料を出してきたりして、スムーズに事が捗る。心地の良い流れがある。


いろんな電話での対応や、予約のさまざま、時間との闘いのしごとなどなど、「戦場」

みたいに緊張感と活気のある現場を隣で感じ、場の雰囲気に多少、巻き込まれながら

DMの封入作業や、書類のストック作りにいそしむ。


飛行機の座席の事前指定をするよう言われPCに向かうも、私はこの作業したことないど~! 

なんか間違ったら予約を落としてしまうと思うと、いや~な汗が毛穴からじんわり出てくる。

あぁ、緊張! 記録を落としてしまったら、お客さまが渡航できなくなってしまう・・・。

バイトとはいえ、スミマセンではすみませんこと、よく分かってるだけに、余計緊張するわっ!


エイ!とばかりにPCのキーボードをたたく。

えへへ!でけた! ハハハ!簡単やん!


あの頃、毎日毎日、こんなプチ緊張感の連続で、仕事中眠くなったり、やる気がなくなる、

って感覚はまったくなかった。というか、必死だった。


自分なりに仕事を進めても、失敗に終わることもある。

自分の出来なさ加減を突きつけられ・・・、時に自分の性格や、自分自身が持つ振り子の

幅まで知らしめられて、たたかれ、もまれて・・・。

まる裸にされてる自分がいた。


でも、ものになるまで、食いつくしかない。

傷つきたくないと、逃げたり、自分の殻に閉じこもってしまえば、それまで・・・。

そこからの学びはない。

出来ないと分かれば、他の方法を考える。

そこにはアカンも無理も苦手もなくて、やるしかなくて、とことんもがいて、あがいて。。。

それでもここまでやった、という結果を残す。



その一つ一つが自分のものになっていく。

ここまでやった、という結果が自信につながり、ひとつステップアップする。

山に通じるものがあるな・・・。

いや、全てのことにつながってるし、すべてに当てはまる。

それが人生というものなのかもしれない。

 

与えられた境遇の中で、どう生きていくか、どう考えるのか、必死で考え、とことんやる。

自分の人生に、アカン、無理、苦手、を言ってしまっても、誰も責任はとってくれないし、

誰も尻拭いはしてくれないし、誰も引き上げてくれない。

だけど、食いつけば、皆が助けてくれるし、皆が育ててくれる。


仕事では山での経験を活かし、山では仕事での経験を活かし、人生においても、

それらの経験を活かし・・・。

今もなお、公私を超えて続く多くのお客さまとのご縁も、その結果だし、あの頃、頑張った

ことへの神さまからのご褒美。

人は社会で育ってゆく。そして、生かされている。


久々にオフィスで、人と仕事をすると、忘れていた感覚がよみがえってきた。