先月、岡山の和気アルプスに行く予定が、思いがけず書写山に行くことになったのだけれど、
ことのほか、素晴らしいお山だったので、これはお山でヨガで企画するべし!ということで
さっそく、ヨガ会場を探して、募集させていただきました。
会場の広さの問題で、6名様限定とさせてもらったのですが、満員御礼となって、ヨガの
聡美さんと年の初めから嬉しいですねって話をして、当日を待ちました。
が・・・
お山でヨガ史上、驚異の直前キャンセルの嵐となり、最終的にはご参加者がお二人に・・・。
当日キャンセルもあったので、レンタル用に持ってきていたゴアの雨具を、姫路駅で
ロッカーに預け、神姫バスのターミナルでご参加者お二人と合流!
何でしょう、お目にかかった瞬間から、変な堅苦しさのない、それでいてグダグダでもない
やわらかーい雰囲気のお二人に、私自身もリラックス。
ビジョンヨガのインストラクター研修中ということでしたが、こんな雰囲気でレッスンに受け
入れてもらえたら、生徒さんもリラックスできるだろうなって思いました。
聡美さんがそういう感じの方で、初めてレッスンに行ったとき、戸惑うことなくお部屋に
入れたことを思い出します。
書写山は400mにも満たないお山ですが、ほんの20分ほど登るだけで高度感ある景色が
楽しめます。歩き始めは薄曇りだったので、瀬戸内海までは見えなかったけど、ピリッとした
冬の冷たい空気が清々しく、なかなかよい感じでスタートできました。
2人はジモティーさんなので、私なんかより書写山は先輩ですが、歩いて登られるのは
初めてだそうです。このコース、気に入ってくださいました。
次に参拝されるときの楽しみ、増えましたね!
途中でまゆを発見!
帰ってからネットで調べてみたら、どうやら「ウスタビガ(薄手火蛾)」の繭らしい・・・。
「手火」とは「提灯」のこと、この形、なるほど納得!
ちなみに、頂部はパカッと開けることができて、中には黒っぽいのんが・・・((>д<))
書写山を開山された性空上人は、このお山にあった活きているの桜の木に観音さんを
掘ってお祀りされ、その後、お山にお寺を建立されたので、このお山には桜のお守りが
あります。
霊気漂う厳格な雰囲気のお寺ですが、このお守りを見るとホッコリします。
お参りの時に脱いだ靴、激写!
コロンビアのヌバックのアウトドアシューズ。インナーがお花柄のプリントで可愛らしいです!
少しぬかるんでいるところがあって、汚れちゃいましたね・・・。
山頂写真。
ふふ、なぜか日の目を浴びたSさんの首に巻かれていたタオルです。
奥ノ院をお参りして、例の左甚五郎はんの3力士さんにもご挨拶して、下山途中・・・。
素敵な秋の置き土産を見つけました。
地面にもみじが埋まって、高級和紙のような模様を作っていました。
誰の手も借りず、自然に土に埋もれたもみじたち。
自然の芸術作品に、しばし鑑賞タイム。
急な坂を下りて、姫路城の近くにある古民家へ移動。
日頃、こちらでレッスンをされてるRさん、マイヨガマットでご参加くださいました。
さすがにお二人、ポーズがとってもきれい!
3人揃ってのヨガの様子は、いつものお山でヨガとは違う、洗練された美しさがありました。
今回のお山でヨガ、最初は人数激減でどうなることかと思いましたが、素敵なお二人と
ご一緒させていただいて、私自身、楽しく案内させていただくことができました。
聡美さんの、お姉さん的なちょっといつもと違うお顔も拝見できたし・・・(笑)
厳しい冬の山寺に、ほのかに温かい日の光が優しくさす。
柔らかいものにふんわりと包まれるような、そんな心地の良い一日でした。