冬山登山 『西穂高岳』 | 森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

「世界の国の人と自然」を愛するヨメが
「岩と雪と氷」を愛したダンナと
日々のつれづれを発信します。

西穂高岳登頂 〔2909m〕 12月13日(日)~15日(火)

2日間の冬山トレーニングの予定で西穂高岳に行きました。新穂は雪はほとんどありませんでした。
ロープウェイからは槍ヶ岳や笠ヶ岳など綺麗に見えました。西穂高口も30cmと例年に比べ少ない感じ
です。入山は穏やかな天気で西穂山荘に、
14日(月) 晴れ雪雪の結晶冬将軍到来!!
満天の星空を吹く飛ばすように真っ赤な晴れ朝陽が出てきました。天気は良いようです。
天気予報は午後から天候が悪くなる様です。何とか行動中は大丈夫と思っていましたが、11時を過ぎ
た頃より天候は一変し猛吹雪となってしまいました。行動時間も大幅に遅くなり山荘に16:45に到着
でも皆様は元気でした。
【コースタイム】
西穂山荘6:40 ~ 独標8:30 ~ ピラミッド ~ 9:40 ~ 西穂高岳登頂11:10 ~ 西穂山荘到着16:45 
京都アバンティ・クライミング・スクール
稜線から丸山、独標そしてピラミッドが朝陽を浴びて美しい。
京都アバンティ・クライミング・スクール
独標から、(左)ピラミッドの右側に重なるように見える西穂高岳(2909m)
この時点では天気の急変は感じなかった。
京都アバンティ・クライミング・スクール
ピラミッドを通過した時点で少しずつ悪くなってきました。
京都アバンティ・クライミング・スクール
西穂高岳登頂11時。登頂と同時に天候は一変してきました。ガスで視界は20m以下、強風と風雪
最悪の状態での下山です。焦る気持ちを抑え慎重に下って行きました。
京都アバンティ・クライミング・スクール
稜線は猛吹雪です。私たちのトレースも強風と風雪ですっかり消えています。ルートを間違えない
ように慎重に下って行きます。独標を過ぎたころから強風にあおられ立っているのが大変です。
一歩ずつ慎重に歩いて行きます。山荘に到着したのは16:45と大幅に遅れたしまいました。山荘の
後藤さんも心配をされていたようです。暖かい飲み物をいただきホット一息。皆様お疲れ様でした。