クライミング『①雪彦山・ダイレクト・ライン 5.11a』 | 森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

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雪彦山 10月31日(土)~11月1日(日)  晴れ10/31日 晴れ/雨11/1
地蔵岳・正面壁のダイレクト・ライン(オリジナルルート)

播磨の名峰、雪彦山は藤木九三氏・関西RCCのメンバーによって、大正13年に不行岳(ゆかずたけ)が初登られ
た歴史ある岩場です。本や山雑誌などには、関西百名山で紹介され多くの登山者やクライマーが四季を通して
訪れています。クライミングのルートは主に地蔵岳が登られています。
今は紅葉がとても綺麗で多くの登山者や観光客が訪れています。岩質は石英粗面岩でグリップ&フリクション
は良く登り易い岩です。ルートは従来のルート名と現在のルートが交差してい
て分か りにくく、東稜の様なルートは、ボルトやハーケンに従って登っている感じがする。地蔵岳正面壁の壁は
やたらとピンが多く古いボルトやハーケン、新たにペツルや手製ボルトなどが打たれ分か りにくい様です。グレ
ードはRCCグレードでは、Ⅳ級または、エイドクライミングA0などです。現在、正面壁は全てフリーでのクライミ
ングです。
晴れ31日(土) 25度(夏日)と風も無く暖かい天気でした。
【クライミングルート】
地蔵岳・正面壁 : 仮のルート名 『ダイレクト・ライン』
【ルート紹介】マルチピッチ(4ピッチ)
1ピッチ目 25m 5.10a 加古川ルート、カチとフリクションの良い快適なフェイスを直上、
               ※ 現在このラインにはボルト、ハーケン、ペツルなど多くのピンが打たれている。
2ピッチ目 25m 5.10a フェイスを15m左上、草付バンドを10m左上すると、中央バンドに立つ、ここで
                 ダイレクトルートと合流する。
3ピッチ目 30m 5.10d/11a 真上にルーフがあるラインを真直ぐに登るルート、エイド主体のラインに、
現在はペツルが打ってある『ダイレクト・ライン』。ルーフから凹角(ジェイドル)
のレーバックは5.10bの乗っ越を一気にクリアする。チムニー下のビレイ・ポ
イントに立つ。
4ピッチ目 25m 5.9  チムニーを越すと横断バンドに立つ、快適なフェイスを登れば終了点に到着。 
【ギア・ハードウエア】
クライミング・ロープは、シングルロー プ=9.8mm/60m(1本)、
クイックド ロー(10set)、スリングテープ(5本)、確保器、下降器、カラビナ/ロック付き、無し(5~10個)、
京都アバンティ・クライミング・スクール
朝日が当たってこの時期としては最高のコンディション。登頂後の下山路にある展望台は必ず登山者は立ち寄
ります。ここからクライマーの姿が良く見えます。
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もみじ紅葉の中でのクライミングは最高です。2ピッチ目をホローするF氏。
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展望台の上に寝そべり、晴れ日向ぼっこをおにぎり楽しみながらクライミング観戦の登山者、
私たちのクライミングを楽しんで観ていました。
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核心のレーバック(5.10b)
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以前から気になっていたダイレクト・ラインをクライミングしました。
懸垂下降で降りている箇所が核心です。 グレードは5.10d /11a・・・?