クライミング『雪彦山』 | 森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

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雪彦山・地蔵岳正面壁 晴れ9月25日(金)

今回の課題のルートは、私が95年にフリー化したオリジナルルートです。そのルートをクライミングしました。
このルートは、『加古川ルートとダイレクトルート』の二つのラインを、上手く突いたなかなかの好ルートです。
期間雑誌、山と渓谷の『ROCK&SNOW』創刊号に詳細を載せています。グレードは5.10b、核心は3ピッチ目
を豪快にレーバックから一気に乗っ越すところでしょうか。高度感満点のこのルートは最高です。
【ルート紹介】
1ピッチ目 25m 5.10a 加古川ルート、カチとフリクションの良い快適なフェイスを直上、
               ※ 現在このラインにはボルト、ハーケン、ペツルなど多くのピンが打たれている。
2ピッチ目 25m 5.10a フェイスを15m左上、草付バンドを10m左上すると、中央バンドに立つ、ここで
                 ダイレクトルートと合流する。
3ピッチ目 35m 5.10b ダイレクト左の凹角(ジェイドル)を10m直上、一旦レッジに立ち左のカンテ側を
                 少し巻きフェイスを10m直上、ルーフ状のハングを5m右にトラバースすると、
                 ダイレクトに合流した所の被った凹角をレーバックで一気にクリアする。        
4ピッチ目 25m 5.9  チムニーを越すと横断バンドに立つ、快適なフェイスを終了点に
【今回使用したギア】
①ロープ 9mm/50m 2本、 ②クイックドロー 20set、 ③スリングテープ 10本、
④ストッパー #9、#10京都アバンティ・クライミング・スクール
取り付き、快晴の天気の中でのクライミングは本当に気持が良いものです。
京都アバンティ・クライミング・スクール
1ピッチ目:ビレイポイントから下を見る。
京都アバンティ・クライミング・スクール
1ピッチ目:少し分かりにくいですが、やや被っている所が核心です。
京都アバンティ・クライミング・スクール
核心を抜けて凹角(ジェイドル)、レーバックで登る。
京都アバンティ・クライミング・スクール
終了点の地蔵岳の頭、この後3回の懸垂下降で下山しました。