GW剣岳・源次郎尾根コース 5月4日~6日 (3日間 × =
)
参加者:3名
昨日に引き続き天気は良いようです。室堂に2人を迎えに行きました。バスターミナルは超満員です。みくりが池に向かう途中にスクール会員のN氏と偶然会いました。みくりが池で全員揃いいよいよ出発です。天気が良いのも手伝い雷鳥平はテント村が出来ていました。雷鳥沢にも多くの登山者やスキーヤーでいっぱいです。
コース&タイム
1日目:みくりが池09:40 剣沢小屋12:40
2日目:剣沢小屋03:50 取り付き04:40 Ⅰ峰07:00 Ⅱ峰08:00 懸垂下降08:30
剣岳登頂09:40 早月小屋13:00
3日目:早月小屋07:00 馬場島10:00
満天の星、剣沢小屋を4時前に出発、源次郎尾根は人気ルートで、この時期多くのクライマーが登ります。
『岩と雪』を頂いた剣岳はアルプスの王様、いつ見ても素晴らしい『岳』ヤマです。
Ⅰ峰から剣岳を望む、手前の岩と雪稜はⅡ峰、Ⅰ峰をいったん下りⅡ峰に登ります。ナイフリッジを約50m
行くといよいよ核心の30mの懸垂下降に入ります。
源次郎尾根のメインはこのⅡ峰30mの懸垂下降です。アイゼンをキシマセゆっくり降下します。
剣岳に全員登頂できました。先ほどまでの青空が一変して強風とガスで視界はゼロです。
途中2回の懸垂下降を加え時間をかけてゆっくり下降しました。9時間の行動でようやく早月小屋に無事
到着しました。 小屋の主人に迎えられ記念写真、小屋は私たち4人だけの宿泊でした。他のパーティー
は一気に下山して行きます。
6日:下山の朝剣岳から小窓尾根のかけて傘雲がかかっていました。もう天候は下り坂です。
下降は雪が腐って脚をすくわれてもう大変です。1800m付近から馬場島までイワウチワとカタクリ
の花が満開でした。
早月尾根コース、源次郎尾根コース:無事全コースを終了出来ました。
次回の山行も良いクライミングをいたしましょう。ありがとうございました。