広島クライミング旅行2日目 | 森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

「世界の国の人と自然」を愛するヨメが
「岩と雪と氷」を愛したダンナと
日々のつれづれを発信します。

2日目は、宮島の北方向にある三倉岳へハイキングに行きました。

樹林帯の中、高い階段がずーっと続き、ヨメの足はキンキンになりました。

朝日岳、中岳、夕日岳と顕著なピークが三つあり、

その姿は、山麓から「山」という字に見えます。

山頂は花崗岩むきだしの好展望地。

三倉岳のピークは、その少し奥に位置し、樹林に囲まれています。

三倉岳は、4つのピークの総称のようです。


歩き始め、エロエロきのこ発見。

これはキノコの女王の異名を持つ「ウスキキヌガサタケ」で、絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。

本州では京都、広島のみに分布、京都市内では1965年ころに清水山付近で発見されて以降、

報告がなく、京都市内では絶滅したと考えられているそうです。

ここ広島でも1979年以降、急速に減少しているとのこと。

中国では、白いレースの「キヌガサタケ」をスープや炒めもので沢山食べましたが、

この黄色いレースのキヌガサタケは食用どころか保護すべきキノコなんですね。

お目にかかれて光栄です!!


約3時間かけて、土の中から白い柄(足?軸?)の部分が伸び、その後、

頭の部分から黄色いマントをおろし、網を広げるそうです。

その様は、女王様の名に相応しく華麗です。

私たちが出会った時は、もう夕方近くで、倒れかけていました。

山頂が近付くと、岩場が出てきて、鎖や足置きを使い登る。


山頂はこんな感じ。

三倉岳のピーク(702m)は木に囲まれ、冴えないピークです・・・。



下山後、近くの温泉宿へ。

予約を入れていなかったので、食事の用意が間に合わないとのこと。

広島駅で買っておいた「あなご弁当」を食べました。

ダンナはものすごく気に入って、同じものを買って帰り、その夜もあなご弁当を食べていました。