山菜摘み | 森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

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「世界の国の人と自然」を愛するヨメが
「岩と雪と氷」を愛したダンナと
日々のつれづれを発信します。

ダンナがクライミングに行っている間に、私はハイキングに行くことにしました。


去年の秋に右手の小指と薬指の腱を切って、既に8ヶ月・・・。

二度の手術にも関わらず、今まで通り指を曲げたり伸ばしたりすることはできません。

でも、今、こけたりして腱を再断裂すると、次の手術は簡単にはいかないとドクターから釘を刺されています・・・。

本当は西穂山荘くらい行きたかったのですが、まだ残雪があり、もし滑ってこけたら・・・。

ということで、こけて手をついても手が反らないように固定装具をつけて、無理のない所に行くことにしました。


感動!白花イカリソウ!

残雪直後に咲く、サンカヨウ


花がいっぱいで楽しい!

マイヅルソウ、ニリンソウ、ユキザサ、ツクバネソウ、エンレイソウ、ホウチャクソウ・・・、

もうちょっと標高の高い所にいけば、もっといろいろ見れるだろうに・・・、残念・・・。

手の怪我が治るまで、ガマンガマンの子です。

ベニバナイチヤクソウはたくさん群生していました。

この花は何かな?フウロソウの仲間だと思います。

花の感じが少し違うみたいですが、ゲンノショウコかも?


ハイキングを初めてすぐ、山菜がたくさんあることに気付きました。

まずはコゴミ。

コゴミは癖がなく食べやすい山菜の代表格、茎部の緑と深緑のコンビが目印です。

そしてフキ。30年以上前と比べて、大峰ではずいぶんと少なくなったフキですが、

ここはあっちもこっちもそっちも・・・、フキだらけです・・・。

サンカヨウの近くにはフキノトウも結構ありました。

タラも結構ありましたが、もう芽が伸びていました。

このあたりのウワバミソウはあまり大きくなく、この山菜独特の歯触りは

あまり期待できない感じでしたが、少しだけ摘んで帰りました。

ワラビも、ものっすごい沢山生えてました。

私にとってワラビはあんまり興味がない山菜でしたが、

こんなにあったら、採らんとアカンやろ!という気になって、大量収穫!


一番の感動ものは、ウドの大群!

これまでにこんなにウドを見つけたことがなかった私は、もう夢中!!

ザックに満載で、ものっすごいご機嫌で帰ってきました。

帰ってからの処理のことも考えずに・・・。


見よ!この収穫!


4時には帰ると言ってクライミングに行ったダンナ達が、7時過ぎまで帰ってこず、

腹ぺこで倒れそうでした。だって、わたしゃ、昼抜きで夢中で摘んでいたんですもん・・・。

8時から森中家定番のキムチ鍋。

もちろん、ウワバミソウ、ウド、ワラビ入りのお鍋でした。

ウドが最高に美味しかったです!!