2008年のスノーシュー山行も無事終了できました。
京都アバンティ・クライミングスクールの1~3月のスノーシュー山行は、比良山から始まり京都・北山、中央アルプス、北アルプス、北八ヶ岳、赤坂山、福井と結構ハードな山行をおこなって来ました。2回・3回と参加され少しづつ上手くなってきました。
プラン最後となる取立山も雨にもクマにも遭わず楽しく登ることが出来ました。
と、言うことで3月20日(春分の日)の取立山のことをお話します。
取立山は水芭蕉の山として女性の方には人気の高い山です。5月になればこの山を訪れる人は多い事でしょう。でも今は水芭蕉は雪のしたで静かな山行をしてきました。
降りしきる雨の中、京都を出発。北陸自動車道・福井北inを降り九頭竜川沿いに416号線から157号線を谷峠手前の東山いこいの森に着く、雨も上がり何とか大丈夫な感じ、キャンプ場の駐車場には軽トラと軽ワゴン車の2台が止まっている。まだ雨は降るかも知れないので下は雨具を履いて置く。8時30分出発、車道には1m以上の雪が積もっている。トレースは昨日の雨でほぼ消えてしまっている。スノーシューにはほとんど影響は無いが。
熊の足跡は・・・、 親熊…小熊…?
途中ところどころに大きな足跡と小さな足跡がある…?よく見ると熊らしき足跡のように見える。足跡はまだ新しい数時間前にここを歩いていたのか?冬の長い眠りから覚め親子で散歩なのだろうか。『熊が出て来たらどうする』なんて言いながら楽しく歩く。
上の駐車場の電話ボックス(登山届けボックス)がチョコンと見える。
9時20分到着、西の空の雲が少し切れて薄青く時々薄日も射してきた。
1200mを境に下は視界が広がり空が明るくなってきた。
取立山山頂はガスで見えない。
取立山1307m(山頂11時到着)
1300m前後はガスの中、風が強く非常に冷たい。
ガスで何も見えないので写真を撮り早々に下山。
稜線から勝山の町が望まれる。
稜線の雪庇の鼻が折れているので快適に下山出来る。
2月の大雪の時には雪庇も大きく発達していたことでしょう。
多分3~5mはあったと思います。
下山途中御夫婦の方に会う。彼らはワカン登行…。
やはりスピードが違う。
山頂から上の駐車場まではスノーシューの天国、もともとこの山域は山スキーの人気エリア、どこを歩いても快適に歩けて最高!!!スノーシューでショートカットで一気に駐車場へ、12時前に到着、昼食をとり元来た道をスノーシューを利かせ快適に下山をする。
今度は水芭蕉の咲くころに来ます。
【参考タイム】
高速:名神高速~北陸道 京都(大津in) 3:50 ~ 福井北in 7:00
東山いこいの森 キャンプ場の駐車場 7:40、 出発 8:30
上の駐車場 9:20 9:45
取立山山頂 11:00
上の駐車場 11:50 昼食12:10
キャンプ場の駐車場 12:45
京都(福井北~敦賀~湖西161号線) 13:10 ~ 17:00