スノーシュー、木曽駒ヶ岳 | 森中あゆみの「山と薬膳で、ココロとカラダをまるごと養生♩」

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「世界の国の人と自然」を愛するヨメが
「岩と雪と氷」を愛したダンナと
日々のつれづれを発信します。

中央アルプスの木曽駒ヶ岳にスノーシューをしに行ってきました。










大雨の京都を出発、恵那山トンネルを過ぎると一面雪景色となり、俄然やる気がでてきました。


悪天だからか平日だからか貸切状態のロープウェーで千畳敷へ。ホテルにチェックイン後、早速スノーシューをつけてカールへ。気温マイナス17度。外は猛吹雪で、浄土乗越方面へ向かうも視界は全くきかず、カール内での行動にとどまりました。


トップを交代して、ラッセルのしんどさを体験。しんどいといっても、ワカンよりは断然楽チン!と山屋さんに一喝されそう・・・。ダンナは、「スキーはスポーツカー、ワカンは軽トラ、スノーシューはランクルだ」とよく車に例えますが、まさしくスノーシューは物凄くパワフル。深雪でも殆ど沈まないし、雪が少なくブッシュむき出しだったってヘッチャラ、急斜面は登行用にヒールを上げられるので楽に登れます。シチュエーションをあまり選ばないのがスノーシューの特徴ではないでしょうか。メーカーはいくつかあってそれぞれに特徴がありますが、私はMSR社のを使っています。


2日間の滞在で両日とも悪天でしたが、シャベルやゾンデ棒は何するものぞ、弱層テストってなあに?と、スノーシューでの歩行術以外も体験学習。雪のアルプス初体験の皆さんは興味津々、実際に使うことは少ないにしても、知識はないよりある方がベター!それなりに楽しんでいただけたようです。


ホテル千畳敷はアルプスの真っ只中にある高山のホテルなのに、全館暖房が行き届き快適です。ご飯も美味しいしお風呂もあるし、フロントマンのおにいさんも山の情報などを丁寧にインフォしてくださいました。宝剣岳での滑落事故があったらしく、その直後だったせいもあるのかも知れませんが・・・。


ちょっとだけ悲しかったのは冷蔵庫が無かったこと。。。寒いところだから冷蔵庫なんて不要なんだと思いますが、私はあってほしかった・・・。だって。。。2日目のランチにと6人分のあんかけうどんの準備をして、冷凍うどん・あげ・九条ねぎ・土生姜を持ってきていたのですが、部屋に冷蔵庫が無いので、ニュージーランドのマウントクックでもらったお気に入りの保冷袋に入れてホテルの入り口出てすぐの雪の中にデポしておいたのですが、朝、除雪車で粉砕されてしまったのです。置いていた私が悪かった・・・。ホテルは悪くない。でもでも冷蔵庫があったら・・・。うどんよりねぎより、マウントクックの袋が残念で残念で・・・。


下山してスーパーで買い物し、菅の台の駐車場でランチ。山上の吹雪が嘘のような青空でした。