4月8日(水)
みなさま
ごまー
近所の神社の桜の花がそろそろ散りそうなので、カエルさんと見に行ってきました。
小さな神社ですが、毎年この季節になると桜の花が見事に咲き乱れます。
昨日4月7日、ここ大阪を含む7都府県に史上初の緊急事態宣言が出されました。
新型コロナウイルスで世の中が大変なことになっていても、こうして桜の花は咲いています。
サクラといえば、このあいだ2個目を買ってしまいました。
光武・改の真宮寺さくら機です↓
@日本橋公園
機体の色がピンクなので、ミリタリーらしく仕上げるためにこのイメージで塗装したい!
1970年頃のイギリス軍特殊部隊S.A.S.で活躍したランドローバー“ピンクパンサー”です↓
兵器にしては派手な色ですが、これは砂漠地帯でのカモフラージュ効果を狙ったもの。
とても良く出来たキットなんですが、合わせ目消しがかなり面倒そうです。
塗装することを考えると、場所によっては後はめ加工が必要かも知れません。
YouTubeに丁寧な解説動画が幾つもありますね。
いかんっ、こんな動画を見たらますます作る気が失せますのだ。
それにしても約20年前に発売されたwave製の1/24光武・改のキットに比べたら、凄い進化です。
カッコイイのでこれは何とか頑張って作りたいものです。(たぶん無理やと思う。)
あっ、久々によしださくらさんの動画が本日アップされてるよ!
なんと最速メロディック・スピード・メタル・バンドことドラゴン・フォースの「The Game」。
さくらさん7弦ギター初登場!
彼女はバンド・デビューしてもケバくならないのがいいね◎
kyo yoshidaさん時代の中3の動画の頃から基本的に変わっていない。
それでいて演奏技術はどんどん上手くなっている!
YouTubeといえば、最近お気に入りのさくらちゃん…
カワウソのさくらちゃんです↓
カワウソってこんなにも人懐っこいのですね。
話カワル。
ディスクユニオンが今日8日より当面の間、全店で臨時休業だそうです。
先月末から時短営業と土日の休業をしていましたが、緊急事態宣言を受けて遂に全店休業です。
他のCD店は潰れても困りませんが、ユニオン(とディスクピア)は無くなると困ります。
今は何とか耐えて頑張って欲しいものです。
そう、1月11日の買い物を最後にユニオン断ちしていた私ですが、先日一度だけ買い物に行きました。
「戸川純写真集 ジャンヌ・ダルクのような人」が、オリジナル特典付きとのことなので…
約3ヵ月振りのユニオンでの買い物でした。
いつもの日本橋公園での“奇”念写真↓
特典はブロマイド(2枚)。生写真です。
ついでに買ったCDは、ずっと欲しかったスティーヴ・コールマンの『ワールド・エクスパンション』。
帯付き(税表記なしのデカ帯)の美品で550円という安さ。ユニオンさいこー。
話カワル。
たのしいグレープフルーツ
たのしいピーチ
たのしいフルーツミックス
たのしいオレンジ
うれしいはちみつレモン
紅茶姫
アノコーヒー / みっくちゅじゅーちゅ
みっくちゅじゅーちゅ よーぐるん
あなたの麦茶
すばらしいお茶 / すばらしい麦茶
以上の美味しそうなお飲み物の写真は、全てサンガリアの商品です。
(過去に載せたことのある写真ばかりですが…)
これまでにも何度か話題にしてきましたが、この何とも言いようのないネーミングセンス。
「たのしいオレンジ」とか「すばらしいお茶」ってなんやねん!って誰もが内心つっこむことでしょう。
コカ・コーラ ボトラーズやキリンビバレッジ、アサヒ飲料だと絶対に採用されないであろう商品名。
そんな名前を堂々と付けてしまうイかしたメーカー、それが日本サンガリアベバレッジカンパニーです。
他にも「これお茶」というのもあるのですが、実は売ってるのを見たことがないんです。
「あなたのお茶」と「すばらしいお茶」は自販機でもよく見掛けるのに、「これお茶」はなかなかありません。
先日、ついに見付けました!
ぱんぱかぱーん
↓↓↓
お茶じゃなかったけど「これ麦茶」です。
ダイソーで売ってました。
意外にも身近なところにありました。
あと「あなたのお茶」ではなくて「わたしのお茶」というのもあったので一緒に購入。
表にはメーカー名がありませんが、裏に販売者が大創産業、製造所はサンガリアと書いてあります。
「これ麦茶」の「これ」はサンガリアの登録商標です。
こんなん誰も真似せえへん思うけど。
さて、今日書きたかったことは以上で終わりなんですが、一応CDレビューも…
サクラ大戦ネタのついでに、前回記事で写真だけ載せたCDを簡単にレビューしておきます。
折笠愛 『LeTTer』
サクラ大戦の藤枝あやめ&かえでのCVでおなじみの折笠愛さん。最近ではドラえもんのしずかちゃんのママの声を担当している声優さんです。当ブログでは折笠さんのアルバムは、これまでに3枚を紹介。1st.『淑女超特級』(1995)、3rd.『ROOM SERVICE』(1996)、8th.『BREATH』(2003)の3枚です。サクラ大戦の声優さんの中で歌手としては、私は折笠さんが一番好きです。
中原淳一のおしゃれ読本「あなたがもっと美しくなるために」の表紙をジャケットに使用した本作は、2002年リリースの7枚目のアルバムで、「パリ」をテーマにしています。以前に紹介した『BREATH』の前作になります。シャンソン風、ボサノヴァ風、ロック調ほか、バラエティに富んだ曲調をバランスよく配置。捨て曲がなく佳曲が揃っています。
全曲の作・編曲およびプロデュースを手掛けるのは“有澤孝紀”なる人物。有澤氏は1980年にコーラスグループ“SOAP”でデビューし、コカコーラや日本航空のCMソングを担当。しかし同じ男女2人ずつのコーラスグループ“サーカス”ほどの一般的人気は得られず、アルバム1枚とシングル1枚のみを残して解散。SOAP解散後は作曲家として主にアニメBGMやCM音楽で活躍。「セーラームーン」シリーズのBGMは全て有澤氏によるもので、JASRAC賞国際賞を3回も受賞しています。2005年11月26日、膀胱癌のため惜しくも54歳の若さで他界しました。
しかしせっかくの佳曲揃いなのに、曲によってエレキ&アコースティック・ギター、フルート、コーラスが入ってる以外は基本的に全て打ち込み。打ち込みメインの作品である次作の『BREATH』同様、楽器好きの私としては実に味気なく物足りないサウンドです。楽曲が良いだけに実に惜しいです。せめてピアノやシンセの音はプログラミングではなく手で弾いて欲しかった。しかしギターおよびフルートの演奏は絶品!特にボサノヴァ・サウンドにフルートは実に効果的です。
1曲目「ON VERRA BIEN DEMAIN ―明日があるさ―」は、折笠さんの歌声も曲調も溌剌としたオープニングに相応しい曲。しかし本来ならゴージャズなアレンジになるであろう快活な曲なのに、打ち込みのためオケはペラペラで実に残念な仕上がりです。曲が良いだけに本当に勿体無い。因みにシンセサイザー・プログラマーは“鈴木浩之”という、かつて松武秀樹のアシスタントを務めた人。打ち込みによる表現の限界というか、鈴木氏の奮闘すら感じられます。
一転して2曲目「TOI の CHANSON D'AMOUR」ではアコギのアルペジオが効果的なしっとりしたナンバー。終盤のフルート・ソロが美しい。クレジットにはフルートは“CreaSion”との名前があります。ネットで調べてみたら、尺八シンガー“Katsura CreaSion(クレアシオン桂)”さんという方のようです(違っていたらすみません)。クレアシオンさんのHPを覗いたら、フルートを吹いている写真もありました。
3曲目「デージーとクロワッサンとワルツ」は、パリの香りがムンムン漂う可愛らしい曲。タイトルにワルツとあるようにミュゼット風です。アコーディオンの音もグロッケンもとても良い雰囲気ですが、これらも全て打ち込みなんでしょうね。しかし打ち込みの無機質さはさほど感じられず、これは成功例と言ってもいいでしょう。かなり良いです◎
続く4曲目「Vichyssoise」はオールディーズ歌謡風。やっぱり打ち込みのペラペラ感が気になります。エレキギターのソロはかっこいいけど。コミカルな歌詞と曲調で、これも打ち込みでなく人の演奏だったら、折笠さんの歌ももっと映えるのになぁ…勿体無いです。因みに本アルバムでエレキ&アコースティック・ギターを弾いてるのは小堀浩という方。主にスタジオ・ミュージシャンとして活動しており、現在は布施明さんのサポートも務めているとのことです。
本作の中で最もオケが自然なのが、5曲目「ジョビンを聴きながら」。タイトル通りボサノヴァ調です。小堀さんのガットギターをメインにクレアシオンさんのフルート、そして打ち込みのストリングスやピアノ、パーカッションなどが薄らと被さるアレンジ。少々パーカッションの無機質さが鼻に付くけど。トライアングルなんか人間が奏でたらもっとノリも良くなるのに。でも生ギターとフルートの演奏が絶品でクオリティの高い曲に仕上がっています。
6曲目の「La Poem ―あなたがいたから― <朗読>」はシンプルなピアノ(と言っても打ち込み)をバックに折笠さん自身が書いた詩を朗読。流石、声優としての面目躍如たる演技です。「今日は誕生日 主人公のいない誕生日 二人で祝うはずの 私達の記念日」…切ないなぁ。
本作で最もオケの残念な曲が、6曲目「白い祈り」です。これが打ち込みでなくちゃんとスタジオ・ミュージシャンが演奏していたら本作のハイライトとなったであろう、8ビートのドライヴするロックなナンバー。狙ったかどうかは分かりませんが、イントロは森川由加里「SHOW ME」あたりのLate'80年代な香りが漂い、歌メロは中島みゆき「ショウ・タイム」みたいで実にダサかっこいい。しかし、打ち込みのペラペラサウンドにより、非常に残念な仕上がりに。歌詞も楽曲もかっこいいのに、本当に本当に勿体無い。
そしてラストの8曲目「蒼いバラッド」は、終曲に相応しい悲哀の漂うバラード。ピアノ(どうせ打ち込み)をバックに切々と歌う折笠さん。帝撃の声優さんには歌唱力のある方が多いですが、この悲哀感は折笠さんにしか出せないのではないでしょうか。カタルシスと共にアルバムは幕を下ろします。
小さくて可愛らしいレターセットが付いています。
シールで封印されており、勿体無くてまだ開けたことがありません。
今回ブログに書くので開けようとしたら、シールが破れてしまいそうで上手く開けられなくて断念。
以上、批判的なレビューになってしまいましたが、私は意外と気に入ってますよ。
その証拠(?)に、簡単に済ませるつもりだったのに長文になってしまいました。
折笠さんファンなら絶対に楽しめる作品です。レターセットも付いてるしね。
特に折笠さんファン、声優ファンではないという方には3rd.『ROOM SERVICE』がお薦めです。
元ウェザー・リポートのアレックス・アクーニャら海外ミュージシャンも参加した贅沢なオケは聴きもの!
声優ファンならずともジャンルに縛られない心ある音楽ファンなら、聴きごたえある隠れた名盤です。
ではでは、今日はこの辺で。
コロナ、お気を付けください。
まー。
■先月(3月)の収穫
The Trio 『Incantation The Dawn Recordings 1970 - 1971』
原博巳 『petit cadeau ささやかな贈り物』
ANGELIKA NIESCIER 『QUITE SIMPLY』
DAVID BOWIE 『THE SHAPE OF THINGS TO COME』(EP)
DAVID BOWIE 『THE SHAPE OF THINGS TO COME EPISODE 2』(EP)
BOWIE / SIMONE 『WILD IS THE WIND』(EP)
BOWIE / IGGY POP 『CHINA GIRL』(EP)
BOWIE / THE WHO 『I CAN'T EXPLAIN』(EP)
チャラン・ポ・ランタン 『コ・ロシア』(CD+DVD)
BRUFORD 『PERFECT BEAT』(BOOT)
スティーヴ・ヴァイ 『パッション・アンド・ウォーフェア』
セシル・テイラー 『ダーク・トゥ・ゼムセルヴズ』
デヴィッド・ボウイ 『ザ・モッド・イヤーズ'64-'67』
サミー・ヘイガー 『スリー・ロック・ボックス』
サミー・ヘイガー 『ヘイガー・USA』
スティーヴ・モーズ 『ハイ・テンション・ワイヤーズ』
YAPOOS 『ヤプーズの不審な行動 令和元年』
スキッド・ロウ 『スキッド』
スキッド・ロウ 『34時間』
アーマード・セイント 『デリリアス・ノマッド』
LOOKOUT FARM 『AT ONKEL PO'S CARNEGIE HALL』
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