バーベQ和佐田が在籍してたファンク系バンド“TOPS” | 愛しのジャンポール

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友だちはスズメとカエルさんだけ


元BASSIST、現在ALTO SAX吹いてます♪

ヘンな音楽とかフツーの音楽とか、楽器、サクラ大戦、スズメ、カエルさんとか… 
ドーデモイイ日記ですがよろしくよろよろですのだ (・o・)

 
8月26日(月)雨くもり



みなさま
ごまークマ




本日のちょい●しあさチャン↓

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本日のスズメ↓

$愛しのジャンポール-130826_181703.jpg18時17分撮影

随分と日が短くなってきたので、夕方6時過ぎだと結構ギリギリでした。
けど、スズメ達いっぱい来てくれました。
お米をまいた方へ一斉にギュルルルルルッ!と物凄い勢いで集まります。
鳩の割り込む余地は一切ありません。





京橋のブックオフへ行ったら、決算セールでCD(2000円以下の)が半額でした。

ずっと前からJ-POPの「ひ」に入ってた10CCの『びっくり電話』を買おうと思ったら、もうありませんでした。
あと、次来た時にあったら買おうと思ってたジャクソンズのライブ盤もありませんでした。

せっかく半額なので、他に何かないかいなと全CDをチェックしました。
結果、以下の4枚を購入↓


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ABCのベスト、ベック、折笠愛さんの2003年のアルバム、TOPSの1988年の4枚目。


ABCは950円、ベックは1250円と大して安くありませんが、半額ならまぁいいかなという感じです。
折笠愛さんは250円コーナー、TOPSは500円コーナーにありました。

TOPSなんて普段絶対買わないものまで買ってしまいました。まぁ半額だと250円だからいいかな、と。
あと、t.A.T.u.とか、ロス・デル・リオ(恋のマカレナ)、スキャットマン・ジョンまで買いそうになりました。(ウソ)





今日はとりあえずTOPSを聴きました。
このバンドを知ってる人はきっとアラフォー以上でしょう。



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CDTOPS 『ロマネスク・チャンピオン』



1986~1991年まで活動したホーンセクションを擁したファンク系バンドです。ヴォーカルは女性2人と男性1人の3人体制で、あと3ピースにキーボード、金管3人(トランペット×2、トロンボーン×1)の計10人編成です。サックスはいなかったのですね。知らずに買ってあとで知って、買わなきゃ良かったと激しく後悔。

TOPSの前身は、ヴォーカルの三井雅弘を中心に京都で結成された、汗臭くて泥臭い「ITACHI(イタチ)」という、どファンク・バンドでした。のちの爆風スランプのベーシストとして知られるバーベQ和佐田こと和佐田達彦も在籍。京都を拠点に活動していたITACHIでしたが、ライブハウスで対バンした嘉門達夫と親しくなったのがきっかけで、アミューズと縁の深かった代官山プロダクションと契約、上京することになりました。

代プロといえば、ブラスロック・バンド「スペクトラム」の中心人物だった新田一郎が1985年にアミューズから独立して設立した事務所です。ITACHIは新田の徹底した商業主義のもと、「イタチでは売れる訳ない」と、バンド改造が行われます。バンド名をTOPSに改名、さらにフロントに女性ヴォーカルを2人入れ、汗臭くて泥臭いどファンクからスペクトラムを意識したと思われる洗練されたブラスロックへと変身しました。

この第1期TOPSは1987年の3枚目のシングル「黒い炎」(チェイスの日本語カヴァー)がスマッシュヒットしその名を広めますが、まだまだ売れたとは言い難い状況でした。また、この頃からリード・ヴォーカルが三井雅弘に代わって山際祥子が務めるようになったのですが…

ついに1989年には大幅なメンバー・チェンジが行われます。その際に三井雅弘と和佐田達彦をはじめとする、女性ヴォーカル2人とホーンセクション以外の全員が脱退してしまいます。リード・ヴォーカルの座を明け渡し、すっかり影の薄くなった三井が脱退したのは、至極当然とも思えます。そして、爆風スランプに加入したバーベQ和佐田の活躍ぶりについては万人の知るところです。


TOPS・黒い炎(GET IT ON)




前置きが長くなりました。さて本アルバムですが、三井や和佐田が脱退する前、すなわち第1期TOPSとしては最後のアルバムになります。本作からシングルカットされた「タイムマシンにおねがい」(サディスティック・ミカ・バンドのカヴァー)がスマッシュヒットしました。またカヴァーですね。他にもエルトン・ジョン「クロコダイル・ロック」、ツェッペリン「胸いっぱいの愛を」、スペンサー・デイヴィス・グループ「I'm A Man」といった洋楽カヴァーも収録。

今回初めてアルバムを通して聴きましたが、私はカヴァー曲よりオリジナル曲の方がいいと思いますけどね。カヴァーが原曲に勝てないのは仕方ないとしても、ツェッペリンのようなハードロックの曲をブラスにアレンジするのは、私の最も嫌いとするところです。気持ち悪いですもん。


Loving you / TOPS

シングルにもなった「Loving you」。作曲は八木正生、作詞はサンプラザ中野。
因みに八木正生はネスカフェ・ゴールドブレンドのCM曲(ダバダ~ってやつ)の作曲者です。


本アルバムがリリースされた当時、大学1年だった私は吹奏楽部に入部しておきながらホーン・セクションの派手な音楽、ラッパの音が嫌いでした。吹奏楽部の友人にはスペクトラム好きが多かったので何となく聴く機会はありましたが、一向に好きな音楽ではありませんでした。そしてファンクっぽい音楽は今も苦手です。

けど今回、CDを買ってじっくりとTOPSを聴きましたが、めっさカッコイイではありませんか!確かに古臭さ(80年代臭)は感じますが。サックスが入っていなくて初めは残念がってましたが、木管がない分とてもソリッドで切れのあるホーンセクションになっています。そして何より山際さんのヴォーカルがパワフルでカッコイイです。華もあるしバッキング・ヴォーカルでは勿体無い!リード・ヴォーカルに交代したのは必然だったのかも知れません。



1989年の大幅メンバーチェンジ後は、バンド名を「THE TOPS」と改め、第2期をスタートさせます。しかし、 同年に5枚目のアルバム『SOUL CHILDREN』をリリースしますが、1991年には解散してしまいました。

解散後、ヴォーカルの山際さんはアニメソングを歌ったりもしていたそうですが、現在はどうしておられるか私は知りません。音楽活動はされているのでしょうかねぇ?整体師をされているという情報もありますね。



ところで、YouTubeでこんなのを見つけました↓
聖飢魔IIとの共演ですが…


聖飢魔Ⅱ with TOPS 「蠟人形の館 スペシャルバージョン」

なんとファンク・ヴァージョンの「蝋人形の館」です。
きもちわりぃ~っ!

元々ヘヴィ・メタルな曲なのにホーンを入れたアレンジにするとは、私の最も嫌いとするところです。けどソウルやファンクの名曲のフレーズが色々と飛び出すかなり面白いパフォーマンスです。ベーシストの私としては、間奏で和佐田さんとゼノン石川さんがベース・バトルになり「パウ」をやってくれてるのが感激です!

私は今まで江川ほーじんさんの後釜ということもあり、あまり和佐田さんを評価してませんでした。実際、爆風では和佐田さんの堅実なプレイより、ほーじんさんの派手なチョッパーの方が面白いのは確かです。しかし今回、TOPSのCDを買ったりYouTubeで動画を見てると、だんだん和佐田さんのベースが好きになってきました。

一度、和佐田さんのベース・プレイを生で観てみたくなってきました。色んなバンドで大阪にも時々来てくれてるみたいですしね。でそのためには早く仕事を見つけないと、お金がなくて観に行けませんのだっ。


まー。






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