ベースでバッハを弾く | 愛しのジャンポール

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友だちはスズメとカエルさんだけ


元BASSIST、現在ALTO SAX吹いてます♪

ヘンな音楽とかフツーの音楽とか、楽器、サクラ大戦、スズメ、カエルさんとか… 
ドーデモイイ日記ですがよろしくよろよろですのだ (・o・)

 
8月31日(金)くもり晴れ



みなさま
コンバンまークマ


明日から9月ですね。
宿題はかどってますかー?





昨日、いつものスズメの公園にエレキ・ギターが捨てられてました。

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アイバニーズですが、ネックが折られていました。
激しいステージ・アクションを想像させられます。

これまた破壊されたアンプとかと一緒に捨てられてました。
いわゆる不法投棄ってやつですね。

使えそうなパーツをもぎ取って帰ってやろうかと一瞬思いましたが…
外すための道具もないし、何より人目が気になるし、たとえ捨てられた物でもかっぱらいはイケマセンので。





ところで、先週買ったベースですが…


やぁ、あはははははカエル
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分解して写真を撮ったりしましたが、まだ記事としてまとめてないのでもう少しお待ちください。
次回は必ずレビューしますね。

しかし分解して初めて、色々と具合の悪い部分が分かってきますね。
店頭での試奏でさわる程度では、なかなか分かりませんから。

39800円という値段は、決して安くなかったです。

ESPのナビゲーターと言えど、あまり良い仕事をしていませんね。
この使い物にならないベースを再生するには、かなり面倒臭いことになりそうです。
ピックガードも作り直さないといけなさそうですし。う~ガーン





そして、付け替える予定のムーン製のネックですが…

クリアーを吹いて1週間経ちましたが、まだ完全には乾いておりませんガーン
触ると指紋が付きます。

けど、今日はオフだったし乾燥を待ちきれないので、ネックの水研ぎを始めてしまいました。


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大量のペーパーのほとんどは21年前の専門学校時からのもの。

やっぱり塗装が完全に乾いてないので具合悪いですね。
十分乾かんうちからどんどん塗り重ねたから、簡単には乾かないと思います。
もう水研ぎを始めないと、しようがないです。


しかし自作のパッド(3つ)が、去年秋のリフォーム時の事故で捨てられてしまったので不便で具合悪いです。
専門学校時代に作った物で長年愛用してきた大事なものでした。

今から木を切って削って平面出してゴム巻いて平面出して…って、改めて作るだけの気力はもうありません。


だからとりあえず、その辺にある平面の出てる物で代用↓

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けど、ベースのブリッジ・プレートとは、ずぼら過ぎます。
まぁ、このブリッジ・プレートも正確には平面ではありませんけどね。





最近は完全にベース・モードで、ここ10日間ほどサックスは吹いてませんのだ。
まぁ今はバンドやってないし練習サボっててもいいかな、と。


それで久々に家でベース弾いて遊んでるんですが…
最近やってるのがコレ↓


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本『J.S.バッハ・フォー・ベース』(エー・ティ・エヌ)


バッハの曲をエレキ・ベースのためにアレンジしたスコアです。一応TAB譜付きです。

もう10年以上前に買った楽譜ですが、全然やってませんでした。
久々に引っぱり出してきて弾いてみたら、これがなかなか面白いです。

模範演奏のCD付きですが、何とも無味乾燥な演奏で実につまらないです。
かといって、本物のクラシックの演奏ではついていけず、かえって参考になりません。


いきなり難易度の高い、無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番の「プレスト」(BWV1001)から始めてるんですが…
YouTubeにもさすがにエレキ・ベースで弾いてるのはないので、本物のクラシックの演奏を↓



速すぎてついていけませんのだ。 あはははは汗

やっぱり付録のCDの方が参考になりますのだガーン






ベースでバッハを弾いてる作品といえば、ジェフ・バーリンの「Bach」を以前紹介しましたが…
(コチラ⇒ http://ameblo.jp/avant-sax/entry-11057960804.html


今日はアップライト・ベースの巨匠、ロン・カーターのバッハを紹介します。



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CDRON CARTER “RON CARTER PLAYS BACH”



バッハ生誕300年の1984年録音。
オーバーダブなしのコントラバス1本で、真っ向からバッハに取り組んだアルバムです。
無伴奏チェロ組曲とリュート組曲を取り上げています。

ジャズの人ですが、ありがちなスイングさせたジャズ風のアレンジではなく、原曲に素直な淡々とした演奏です。
しかし全てピチカートで弾いているという、ジャズともクラシックともつかない実にユニークな作品です。

ただ1つ、難点なのは…
この人ピッチ悪すぎるっ!

ヒド過ぎます。音痴にも程があります。
正直、聴いてて気持ち悪いです。

私は昔レコードで買ったんですが、それでも後にCDで買い直してます。
不思議と長年の愛聴盤になってます。



バッハの音楽は余程でない限りどんな楽器でどんな演奏をされても、最低限の魅力は損なわれることがありません。
それだけバッハの音楽は偉大なのです。






因みに1992年には、『ロン・カーター・ミーツ・バッハ』というアルバムもリリースしています。
こちらはベースの他にピッコロ・ベースも使い、オーバーダブも駆使した作品です。


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CDRON CARTER “RON CARTER MEETS BACH”


オーバーダブとかして意外とフツーなカンジに仕上がってて全然面白くないです。
やっぱり1本の完全ソロの方が、目の前で弾いてるような緊張感とリアリティーが感じられて面白いです。
それに、ピッチが悪いくせにオーバーダブをしているので、物凄く気持ち悪いです。

生憎こちらは愛聴盤にはなり得ません。


まー。






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