１月２９日（日）
みなさま
コンニチまー
毎日寒いですね。
なんやら以前に「寒くて食べたくなるのは肉まん？おでん？」という投票があったそうで…
http://news.ameba.jp/20111022-170/
そんなんどっちでもええやろ！ってカンジですね。 下らない投票です。
他人が肉まんかおでんかどっち食べたがろうが全く興味ありません。
けどイッパンピーポーにとっては気になる話題なのでしょう。
どうせなら「寒い時に飲むなら、キンキンに冷えたポカリスエット？アツアツのポカリスエット？」とか、
もっと結果が気になるような投票をしてもらいたいものです。
（まさかと思って調べてみたら、ホットのポカリスエットって結構普通にアリみたいですね。 う～
）それで、気になる（いや、ならん）結果ですが…
おでんが５０.６％、僅差で肉まんが４９.５％だそうです。
僕は５０.６％と４９.５％を足したら１００.１％になることの方が気になります。
こんなイッパンピーポー向けのツマラナイ話題に乗ってしまった自分が悔しいです。
このまま終わりたくないので、気を取り直すために…
肉まんさんの動画を貼ります↓
カッコイイ！ 僕もせめて１０歳若ければネカマデビューしてベース弾くのにっ…
さてさて、今回も【ジムコ名盤】を書きます。
ジムコ･ジャパンのカタログの中でNo.1に推したい作品、マサカーを紹介します。
フレッド･フリス（g）、ビル･ラズウェル（b）、フレッド･マー（ds）によるアヴァンギャルド･トリオ、マサカー。
１９８１年にセルロイドからリリースされた唯一のアルバム（再結成後は除く）、『キリング･タイム』です。
MASSACRE “MASSACRE”時は１９８０年。ニューヨーク･ダウンタウン･シーンがもっとも刺激的だった時代…
ヘンリー･カウ解散後アート･ベアーズとして活動していたフリスですが、イギリスに見切りをつけて渡米します。
ロフトジャズ、フリーミュージック、ニューウェイヴetc.の尖鋭的音楽の坩堝だったＮＹに彼は身を投じます。
一方、「テクニカルに成り過ぎた」とゴングを捨てたデヴィッド･アレンが７８年に渡米し現地のZU Bandと合体。
すなわちニューヨーク･ゴングの誕生であり、そこからアレン抜きのメンバーでマテリアルが発足します。
フリスがＮＹでマテリアルのビル･ラズウェルとフレッド･マーとで結成した驚異のトリオ、それがマサカーです。
しかし各メンバーが多忙ということもあってか残念ながらアルバム１枚だけで消滅してしまいました。
正直に言うと、僕はビル･ラズウェルの音楽も演奏もあまり好きではありません。聴いてても面白くないんです。
以前の僕の職場の同僚やミュージシャン仲間の間でもビル･ラズウェルの評判は良くなかったですね。
勿論優れたミュージシャンでありプロデューサーである事は否定しません。あくまでも個人的好みの問題です。
画期的なことをしてるのに聴いた感触がつまらないんですよね。洗練されすぎてるからかも知れませんね。
けどマサカーの本作は間違いなく一番かっこいいビル･ラズウェルを聴けるアルバムだと思います。
ベーシストとしてもソロ･アルバム『BASELINES』（1983）より断然かっこいいです！
ビル･ラズウェルだけではなく、フリスもフレッド･マーも最高にかっこいい演奏をしています。
“Aging With Dignity”
ところで５～６年前に、本作のリマスター盤が別ジャケット＆ボーナス曲多数追加で発売されておりますが…
以前に出回ってたＣＤよりテンポが落ちてピッチが下がっており、改悪リマスターと概ね悪評判のようですね。
これは実はオリジナルのピッチに戻されたのでありリマスター盤の方が正しいと、とある掲示板で読みました。
真偽のほどは分かりませんが、やはりピッチが落ちると「Legs」のイントロとか迫力に欠けるのは確かですね。
“Legs”
こちらジムコ盤と同じ、ピッチの高い方です。 激シブです。
おまけ↓
マサカーの演奏ではありませんが「Legs」の動画です。
激シブ！ フリスのドキュメント映画『STEP ACROSS THE BORDER』（1990）より。
次回も【ジムコ名盤】をお送りする予定ですが…
僕自身が少々飽きてきて他のことも書きたくなってきましたが、しばらくジムコ続きますっ
まー。
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