6月24日(金)→
みなさん
こんばんまー
このあいだ、
「プラモ(たぶん)作ります宣言!」をしましたが…
昨日からようやく取り掛かり始めた次第でございます。う~
もぉ~、ペーパーがけがすんごい面倒です
すんごい時間がかかります。
今回は簡単フィニッシュで仕上げるので、パテが使えなくて
パーツの合わせ目を消すのがチト面倒なんです。
接着剤をはみ出るぐらい多めに塗ってギュッと貼り合わせて
ムニュッとはみ出たのがパテ代わりとなるんです。
丸一日以上は置いて、ムニュッが十分に固まってから
デザインナイフやペーパーできれいに削ってやると…
合わせ目はほぼ消せます◎
まぁ、こんなカンジでボチボチと進めるといたしまー
さてさて、昨日は「涼しげな音楽」ということで
マニュエル・ゲッチングの『E2-E4』を紹介しましたが…
マニュエル・ゲッチング(=アシュラ)と来れば、コレも取り上げねばなりません
そう、ジャーマンロックの中でも特に僕の大好きなクラスターですのだ
CLUSTERはディーター・メビウスとハンス・ヨアヒム・レデリウスのデュオですが
結成時を遡れば1969年10月… そう、僕の誕生年月ですのだ。わーい
いやスミマセン、ドーデモイイことを。う~
結成当初は“KLUSTER”と表記し、コンラッド・シュニッツラーも加えたトリオでした。
2枚アルバムを発表してシュニッツラーが脱退。んで“CLUSTER”と改めデュオで再出発します。
途中、NEU!のギタリストであるミヒャエル・ローターと“ハルモニア”を組んだり
ブライアン・イーノとのコラボレーションもはさみつつ…
1981年。時は既にノイエ・ドイチェ・ヴェレ。
大傑作である『クリオズム』を発表するも、敢え無く解散しました。
(90年代に入ってから再結成しましたが…)
解散後も2人はそれぞれ精力的な活動を続けます。
メビウスはその後のテクノ・ファンのマストアイテムとなった『ゼロ・セット』をはじめ
その音響工作の追求に余念のない先鋭的な作品を次々と発表。
一方レデリウスはクラスターの叙情面を担当していた彼らしい
素朴な人柄を反映したようなニューエイジ・ミュージック的な作品を発表していきます。
僕はどの時代のクラスターも大好きで
全てのアルバムが好きなんです
というワケで今日はどのアルバムを選ぼうか非常に悩みましたが
のちのテクノにもとても縁のあるこの作品にしました↓
Cluster&Eno『Cluster&Eno』
ブライアン・イーノとコラボレーションした1977年のアルバム。
最高に心地よいアルバムです。
この共演がイーノにとってもキャリアの転機となり
以後ロックを封印してアンビエント作品を連発することになります。
もし、これがなかったらデヴィッド・ボウイの『ロウ』も『ヒーローズ』も
生まれてなかったかもしれない、というのは言い過ぎか…
まぁ、そんなウンチクはどーでもよくて
とにかく心地よい音に心をゆだねるのみです
ところで、90年代前半のアンビエントテクノ・ブーム到来に一役買った
『チル・アウト・オア・ダイ!』という名オムニバス盤をご存知でしょうか?
V.A.『CHILL OUT OR DIE!』
ミックスマスター・モリス&ピート・ナムルック『ドリームフィッシュ』や
エイフェックス・ツイン『アンビエント・ワークス』がリリースされたのが1992年…
まさにアンビエントテクノ・ブームの幕開けであり、その翌93年にリリースされたのが
このタイトルまんまの超心地よい名盤『チル・アウト・オア・ダイ!』です。
そして、この5曲目「バーバレラ」…
この曲でクラスター&イーノの「Fur Luise」がサンプリングされてます。
因みにこちらオリジナル↓
ね? サンプリングというか、そのまんまです
まぁ、クラスターがいかに時代を先取りしていたかの証明ですね。
今回この記事を書くために十何年ぶりに引っぱり出してきて聴いてみたけど…
やっぱりオリジナルのクラスター&イーノの方が
断然イイですのだ
まー。