『ウォーム・ボディーズ』映画鑑賞 | うさぎくんのお薦め映画ブログ

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『ウォーム・ボディーズ』映画鑑賞。ゾンビ・ミーツ・ガール。が、この映画のキャッチコピーである。男はファーストシーンでいきなりゾンビである。10代か20代。自分が何歳なのか、何者だったのか、名前すらもう思い出せない。辛うじてRで始まる名前だったことは覚えている。人間の心は少しはまだあるようだ。いつもは空港をうろついている。飛行機の中が住処だ。ゾンビだから食糧は生きた人間である。いつものように空港のゾンビ仲間とともに街に「食糧」を探しに行った主人公だが、そこで若い女性と会う。なぜか襲わずに、自分の住処に連れてきてしまう。これは恋なのか何なのか、主人公にはわからない。でも、寒がる彼女に毛布を掛けてあげたり、自分が変に見られないように思ったりしている。女性も主人公に少しずつ打ち解け初め、そうこうするうちに主人公と女性の間に親密な関係ができ始める。果たして主人公と彼女の恋の結末は?そして同時に進行するゾンビVS人類の結末やいかに?実に奇天烈な設定だが、とても面白い映画である。冒頭のシーンからはとても予想がつかない謎の感動のラストまで退屈知らずの一直線である。ゾンビ映画ファンならずとも、面白い映画好きにはお薦めしたい。ホラー苦手な人でも怖くない。全然平気。たぶん。