今朝のテレビで、新しく建て直す神宮球場の影響で、隣接する銀杏並木が将来的に枯れてしまう可能性があると報じていた。
神宮球場は、今の場所から銀杏並木の近くに移転して新築される予定らしい。
新球場の建設で地中深くに杭が打たれることで、地下水の循環が妨げられたりして、すぐそばにあるイチョウの木に悪影響を及ぼすことが懸念されている、とのニュースも読んだことがある。
神宮外苑は再開発が予定されていて、樹木の伐採や自然環境の破壊も危惧されているようだ。
夫の実家は外苑前の近くにあったので、子供の頃、神宮外苑や明治神宮は庭のように自転車で走り回っていたみたい。
自然が多いところなので昆虫を捕まえたり、イチョウ並木では銀杏拾いをした話をよく聞かされた。
銀杏を拾う時はゴム手袋して、家に持って帰ったら水を張ったバケツに入れて何日かおいて、その後、天日干しをして、お母さんに炒ってもらって食べるんだと話していた。
私がスーパーで銀杏を買ってきた時は、銀杏は拾うもので、買うなんて信じられないと言われたことがある。
外苑前のイチョウ並木は、黄葉すると本当にきれい。
落ちた葉も黄色い絨毯のようで絵になる風景。
銀杏並木や絵画館前は夫とよく歩いたし、夫はヤクルトファンなので、神宮球場にもよく二人でヤクルト戦を観に行った。
神宮外苑のあの風景は、そのまま残して欲しいな。